黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ファーストフィルとセカンドフィル

当店では、ウイスキーの初心者の方が、 圧倒的に多いので、 まだまだ専門的な話にはならない、 が、詳しい方もネットの中では増えて来て、 研究も、ドンドン先に進んでいる。 色んな資料も、容易く手に入るようになったのも、 このネットの普及だろうが、 何…

コロナの嵐の後に・・・

あまり話題にもならなくなった。 コロナ騒動、一時的に協力金で、 生活して来たが、待ち受けていたのは、 税金の嵐、次々と襲い掛かる。 所得税が高額なので、 2回に分けたら、延納金が付いた。 2回目の支払い期日の、 少し前に納めたら、 税務署から、問…

酒通信 スコットランドだより 108 モルトの香水 6

流石に、32年物には驚いたが、 ティスティングルームが、 もっと凄い事になっている。 ではご案内を! これ、凄いのだが、ここにある物を、なんと、自分でブレンド出来るようだ。 その様子が、これなのだが、下は、そのラインナップである。 容器には50…

酒通信 スコットランドだより 107 モルトの香水 5

頑なに一貫体制を貫く、 スプリングバンクだが、 かなり前だが、蒸留所から、 何マイルかの範囲内で取れた麦で、 蒸留したと言うボトルを買った事がある。 今では、難しいだろう、 現在の日本国内に於ける。 蒸留所の建設ラッシュも、 麦芽が簡単に手に入る…

酒通信 スコットランドだより 106 モルトの香水 4

昨日の記事の説明が、曖昧過ぎて、 スプリングバンクの見学ツアーに行った。 本人のケイスケ君からも指摘があり、 少し訂正したのだが、 が、私としてもどこまで書けば良いのやら、 なのだが、取り合えず、フェイントの下りだが、 昔に調べた時は、2回目の…

酒通信 スコットランドだより 105 モルトの香水 3

今回のスプリングバンク蒸留所は、 今まで訪れた。どの蒸留所より、 格段に良かったと、報告があった。 スコットランドは、ハイランダーインで、 働きながら、蒸留所巡りを続ける。 ケイスケ君だが、兎に角、何もかも、 見せてくれたそうだが、 なら、ツアー…

酒通信 スコットランドだより 104 モルトの香水 2

モルトの香水と称される。 スプリングバンクだが、今回は、 全てを見せてくれたようで、 画像も130枚を越えているが、 かなり省力させて頂いたが、 本意では無いのだが、 と、言うのは、今回のこの見学ツアー、 お値段が250£=¥37.500- なの…

酒通信 スコットランドだより 103 モルトの香水 1

キャンベルタウンを代表する。 いや、スコットランドを代表する。 シングルモルトウイスキーの逸品と、 言っても過言では無い、 銘酒「スプリングバンク」 その人気は正にうなぎ上り、 今や、大変な事に、 密かに、お蔵入りさせた。 スプリングバンク 21年…

酒通信 過去のボウモア

ボウモアの事だけでも、 書く事は、山ほどあり、 止まらなくなる。良く、考えれば、 一体どれだけ飲んで来たのか? まあ、仕事である以上、当然なのだが、 が、如何せん、昔は、今ほどの知識も無く、 パフィーム等の、ウイスキー用語も、 まだ、存在しない、…

酒通信 オールド・パリ・ロード

遂に、ハワイのオアフ島にまで、 ウイスキーの蒸留所が出来た。 名をコウラウ蒸留所、 まだ全てがハワイ産では無く、半分ほどは、 アメリカのバーボンが入っているようだ。 が、兎に角気になるので、 いや、気になるのは、ラベルなのだが、 ラベルに車が描か…

酒通信 スコットランドだより 102 キャンベルタウン特別編

キャンベルタウンが続くのだが、 今回は、少し珍しい物をお見せする。 日本のウイスキーの父、 竹鶴政孝氏だが、氏が学んだ蒸留所が、 以前、あったのだが、 名は、ヘーゼルバーン蒸留所、 今は、閉鎖され、スプリングバンクから、 商品名としての、ヘーゼル…

酒通信 スコットランドだより 101 キャンベルタウン編 3

突然ですが、これ何時だと思いますか? 正解は。夜の9時半です。 感覚が狂いますね、 では、キャンベルタウンに入ったケイスケ君だが、 まずは、スプリングバンクを訪れたのだが、 かなり、画像が多く、私が編集に、 手間どっているので、先にグレンスコシ…

酒通信 スコットランドだより 100 キャンベルタウン編 2

キャンベルタウンは、グレンスコシアを、 訪ねている。スコットランドは、 ハイランダーインで働く、 ケイスケ君だが、 麦芽を作り、それをモルトミルで、 粉砕し、マッシュタンで、お湯と混ぜ、 そして、冷やし、発酵槽、ウオッシュバックへと、 一連の流れ…

酒通信 スコットランドだより 99 キャンベルタウン編 1

さあ!キャンベルタウンに入った。 スコットランドハイランダーインで、 働く、ケイスケ君だが、キャンベルタウンと言えば、 忘れてはいけない、人がいる。 このホテル、何だか解りますか? キャンベルタウンには、以前、 ヘーゼルバーンと言う、蒸留所があ…

酒通信 スコットランドだより 98 キャンベルタウンを目指して 3

キャンベルタウンを目指して、 港町オーバンに立ち寄った。 スコットランドは、ハイランダーインで、 働く、ケイスケ君だが、 又、休憩か・・・しかし、何もかもが、 美味しそうに見える。 しかし、蒸留所は? オーバンは? そうそう、ここ、古典的な美酒、 …

酒通信 スコットランドだより 97 キャンベルタウンを目指して 2

さあ、キャンベルタウンを目指して、 南下を続ける。スコットランドは、 ハイランダーインで働く、 ケイスケ君だが、南下すると、 そこは、南ハイランド、 南ハイランドと言えば、勿論、オーバン、 オーバンも、私の愛するシングルモルトの一つ、 そして、オ…

酒通信 スコットランドだより 96 キャンベルタウンを目指して 1 

毎晩、毎晩、厳しい状況が続く、 何とかなるかと思っていたが、 なんともならずのお手上げ状態、 BAR人生初の、暇な日々を送っているが、 ブログは忙しく、スコットランドから、 送られて来る画像の編集に追われている。 昨晩も、LINE電話で長く話したが、 …

酒通信 ボウモアの謎

私は、仕事でお酒を扱っているが、 決して、ウイスキーのマニアでは無く、 あくまで、一介のバーテンダーで、 カクテルに関しても日々、研究し、 精進している。一応はプロなので、 日々、何かしら、お酒の事を考えている事は確かだ。 故に、ボウモア一つ、…

薔薇で休憩

先日、堺に用事があり、 向かったのだが、思ったより早く終わり、 時間が空いたので、そういえば、 長らく行ってないなと思い、 大阪は堺にある浜寺公園に、 少し、寄ってみた。 5月頃に開催される。 バラ園に立ち寄るために、 中は、散歩コースのようにな…

酒通信 スコットランドだより 95 クーパレッジ 2

樽工場、クーパレジに見学に行った。 スコットランド在住の、 ケイスケ君だが、観光名所のようになっていると、 書いたが、確かにそのようだ。 完全なるお土産屋さん、全然関係の無い物が売られているような、 なのだが、今回の気になる点は、 説明の案内だ…

酒通信 スコットランドだより 94 クーパレッジ 1

今回は、蒸留所では無く、 樽工場、スペイサイドクーパレッジ、 いやいや、熱心に見学に見学を重ね、 知識を高め続けている。 スコットランドは、ハイランダーインで、 働きながら、蒸留所巡りをしている。 当店の若き常連氏、ケイスケ君だが、 働く場所がBA…

酒通信 スコットランドだより 93 ブラックバーン 2

飾り気の無いが、モットーの、 グレングラントだが、しかし、 数々の賞に輝いている。ウイスキーバイブル誌で、 シングルモルト・オブ・ザ・イヤーや、2021年開催の、 サンフランシスコ・ワールドスピリッツでも、 ダブルゴールド、同じく2021年の、…

酒通信 スコットランドだより 92 ブラックバーン 1

川の水が、黒く見えるが、 この川は、水自体も黒く、 故に、ブラックバーン(黒い川)と、 呼ばれている。 泥炭(ピート)の層を通るので、 ピートの色が、水に移る為であるが、 アイラ島のホテルの写真で、バスタブに、 紅茶のような水が出るのを見た事があ…

酒通信 謎のボウモア

先日の記事で、ボウモアの18年の、 パフィームが抜けたのは、 蒸留所ラベルから、ニューラベルに、 なった時と書いたが、 その前に、パフィームを感じない物があるのだが、 これが、ここ20数年の、 数々の、ボウモアのアイテムの中で、 私が飲んだ物とし…

酒通信 速報!グレンファークラスの悲劇

大変な事が、スコットランドで発生! クライゲラキは、ハイランダーインで、 働く、ケイスケ君から、 数日前に一報が入った。 警察が出動し、大騒ぎに、 ここまで来たか、ウイスキー人気、 と、転売目的の悪行、 いや、これは酷い・・・ 何もかもが、滅茶苦…

酒通信 祝!金賞!ピルスナー!

あまりの暇さに、店でブログを書き続けたら、 下書きが、貯まり過ぎて、 肝心の新入荷の報告が、遅れ遅れに、 何をやっているのかと、反省・・・ しかし、急激なウイスキーの値上げに、 現行のスタンダード品を買い漁るのに、 大忙しで、新しいウイスキーま…

酒通信 スコットランドだより 91 悲願の蒸留所 3

スコットランドは、スペイサイドの北東、 フォレスにある、ベンロマック蒸留所、 クライゲラキは、ハイランダーインで、 働く、ケイスケ君のリポートだが、 今回、蒸留所の見学は無いと書いたが、 私の勘違いで、他の蒸留所と間違えました。 見学はあります…

酒通信 スコットランドだより 90 悲願の蒸留所 2

コロナから抜けきれないですね、 毎晩毎晩、暇な夜を過ごしております。 おかげで、ブログを書く時間はあるのですが、 まあ、のんびり行きましょう! 前回、景色ばかりだったが、 残念な事に、このベンロマック蒸留所、 実は、蒸留所内の見学が出来ず、 ウェ…

酒通信 スコットランドだより 89 悲願の蒸留所 1

独立瓶詰業者 インデペンデント・ボトラー、 色んな蒸留所のウイスキーを樽で買い、 それを、自社の名で、瓶詰して販売する。 多くの、有名ボトラーズが存在するが、 なかなか、この20数年、 手が出せなかったアイテムだが、 やっとの思いで、このボトラー…

酒通信 ボウモアの30年間 3

まだまだ話は続くのだが、 何度も言うが、興味の無い方は、 スルーして頂いて結構ですので、 決して、無理ならさぬように、 ボウモアに関して、パフィームだけで話せば、 ボウモア自体が、造り出した。 70年代から80年代後半までの、 パフィーム原酒を3…