黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

酒通信 春は苦味・・・・

春は苦味、夏は酸味、秋は甘味、冬は辛味、 人間の体はそう求めると、 さあ!春だ。 では、苦味、 嫌味の無い苦味・・・ では、「バカルディ」 ホワイトラム! これに少し手を加えて、 暫しお待ちを、 2日、3日、4日と過ぎて、 はい、これ! ブラックラム…

帰ってくる仲間・・・

数十年前、 私は大阪はミナミの繁華街、 ミッ寺筋に初めて自分の店を出した。 その数年後、同じくミッ寺筋に店をお出しになった方が、 彼は、私とは違い、老舗に長く勤め、 カクテルにも定評がある。 優秀なバーテンダーなのだが、 数年前、一枚のハガキが、…

巨匠VS巨匠

先日、何日かに渡り、 「松本零士」氏の事を書いた。 すると最近、店で氏の事をよく尋ねられる。 「・・・・・」 私は知っている事だけを書いたまでで、 何でも知っている訳では無い・・・ 「ハーロック」は誰か? ご自身は、学生の時、 人気のあった友人だ…

渾身

「渾身」と言う映画を観て来た。 勿論大阪は西区の九条「シネ・ヌーボ」 なかなか良かった。 題材は相撲の原点「隠岐の古典相撲」 なのだが、涙あり、笑あり、 主演の「青柳 翔」君、 実に好青年なのだが、少し過去を持っている・・・ あまり書くといけない…

美味しんぼ  70巻 PTSD

では、続きを話そう、 「美味しんぼ」70巻で、 「サントリー」に苦言を呈していた主人公「山岡」氏、 物語の全体の印象は「スコッチウイスキー」の素晴らしさを語り、 そして日本の「ウイスキー」 「ニッカ」は別としても安物は曖昧な、 まがい物、と、言…

美味しんぼ  70巻 真実

昨日の続きだが、 「美味しんぼ」 作 雁屋 哲 画 花咲アキラ の人気グルメコミックなのだが、 その70巻で、主人公「山岡」氏が 猛烈に怒っていた。 その矛先は「サントリー」 名前こそは出てこないが、 素人の方でも解る表現、 その中でも「山崎」の表記「…

美味しんぼ  70巻

少し前の事のなるのだが、 当店常連氏、モルト通のBAGS氏が来られた時、 しきりに「美味しんぼ」と言う、 アニメの話しをされた。 確かに過去、私も少し読んだ事があるのだが、 どうも、私が知っていると思い、 話されている。 ところが私は「????」 そ…

遠い過去から・・・

最近、同窓会の関係、 そしてこのブログを見て、 次々と懐かしい顔、顔、顔、 すると先日の金曜日、 何故か最近、金曜日が暇なのだが、 その暇を切り裂いてくれたまさかの3人組み、 驚いた事に、小学、中学の同級生、 しかし、私達昭和30年代生まれは、 …

悲しき一枚板のカウンター・・・

少し前から、 早くに来る老紳士の社長さん、 ジンを銘柄指定し、 「ジンフィズ」と、 そして、長きお付き合いになった。 同じく常連氏の飲食店オーナー、 このお二人が同じ事を何度も言う、 町の外れの外れ、 立ち飲み屋さんの値段で、 いい素材を使ったお店…

アゴちゃん

先日の夜に電話が、 「今日はやってますか?」 ん?この声は・・・ 懐かしさを感じた。 数分後、現れた男、 やっぱり、 「アゴちゃん」 あれは高校1年生、 同じ組になった。 別に、これと言う目的も無く、 ただ単に、家から近いと言う事だけで、 選んだ学校…

枯葉の墓標 森木豊と鬼塚道男  特別編

命懸けで「999号」の危機を救った。 第21話「枯葉の墓標」「森木豊」 そして、本当にあった事実、 自分の命を捧げ、多くの乗客を救った「鬼塚道男」氏、 その「鬼塚道男」氏が車掌を勤めるバスが「木炭バス」 数年前、私はこの事で、 バーテンダーなら…

枯葉の墓標 森木豊と鬼塚道男  後編

「銀河鉄道 999」第21話に、 自分の命を懸けて「999号」の危機を救った。 「森木豊」なる人物が登場する。 が、これはあくまで漫画に過ぎない、 私はこの話しの「森木豊」の実在の人物を、 幼い時から知っている。 名を「鬼塚道男」と言う、 「鬼塚…

枯葉の墓標 森木豊と鬼塚道男  前編

いつかは書こうと思っていた。 このブログと言うものを書く為に、 毎日のように、 記憶が過去に戻ったり、 今と言う現実を見つめたり、 まるで単線の貨物列車のような・・・ 「銀河鉄道 999」 第21話に「枯葉の墓標」なるものがある。 ご存知無い方も多…

まほろば 2

従兄弟から送られた一枚の写メ その一枚で、私自身が、 迷宮に入る事になった。 先日の続きだが、 「銀河鉄道999」は、 「銀河鉄道の夜」に対する氏の反論だと書いたが、 反論と言う訳でもないが、 補足と修正なのだろう、 「自己犠牲」 これなのだが、 …

まほろば 1

少し前になるのだが、 スマホの中から、 一枚の画像が、寝ぼけた遅い朝の私の目に映った。 どんな声だっただろう、 文字に出来ないような声が出た。 「巨匠」と書かれていたが、 確かに、右は私の従兄弟、有名監督や、 文学者、芸能人、仕事柄、色んな方にお…

酒通信 天使の分け前 後編

「天使の分け前」 エンジェルス・シェアー と、言うのだが、 これは、樽に入れたウィスキーは年間、 2%ほど消える。 それを天使が飲んだと言う意味なのだが、 これはアルコールが蒸発するのだが、 アルコールだけでは無く、 水も蒸発する。 これは湿度の違…

酒通信 天使の分け前

先日、少し書いた。 「カスクストレングス」 56℃なのだが、 少し前に、お客さんより、 「カスクなのに何故?」 と、質問を受けた。 ん?あ〜なるほど・・・ 私は解っていても、お客さんは知らなくて当然、 「カスク」 これは、樽出しのウィスキー、 ウィス…

暗闇に娘の声が・・・

先日の夜、暇過ぎて、腹が立ってきた。 が、まあ、いいか・・・ そんな時、ふと思った。 入れ違いの生活、 上の娘に久しく会っていない、 どうしてるんだろうか、 たまに顔を出せと、何度も言ってるのだが、 来ない・・・ まあ、いいか・・・ 当店のジンクス…

酒通信 ボウモアカスクストレングス

つまらない話しをしよう、 つまらないなら、読みません・・・ まあ、そう言わず。 では、 世界で最も個性的なウイスキーを生み出す。 スコットランドはアイラ島、 そのアイラ島で、 アイラの女王と呼ばれる。 優秀なブランド「ボウモア」 私も数々飲んで来た…

酒通信 寝酒

酒の美味さはTPOにあり、 いや、尽きる。 どこで、誰と、どんな時に、 夏の夜、せせらぎの横で一杯、 昔の友人達と一杯、 嫌の人と、嫌な時間になら、 ビールも不味い・・・ 色んな意味を考え、 美味いお酒の定義が、 私にはある。 ウイスキーに関して言えば…

酒通信 世界が注目!

早いものでもう2年、 3,11黙祷を捧げよう、 が、今日も頑張って酒通信を! では、シングルモルトの中でも、 最も個性的なウィスキーを生み出す。 スコットランドはアイラ島、 そのアイラ島で、124年ぶりに新蒸留所が出来た。 世界が注目している。 …

酒通信 とんでもない物を・・・

とんでもない物を、色々と、 ウイスキーマガジンで、 No1ボトラーズ業者に輝いた。 (ボトラーズ業者は又の機会にご説明します) 「ダンカンテイラー」社 それが又、凄いものを、 ではご紹介しよう! 「ザ・ビック・スモーク」 では解説しょう、 これは最…

酒通信 至高の水割り、究極の水割り

最近、お土産で溢れている当店、 たかしの「カツオのタタキ」 BAGSさんの「笠岡の牡蠣」 そして、Mえさん(別名ローズバンクおじさん)の、 三陸の牡蠣、あまりの大きさに驚いたが、 一瞬で食べてしまい、 写メを撮るのも忘れた。 皆様ありがとうございまし…

やはり記憶が・・・

先日の夜、 当店常連氏のBAGSさんが、 念願の「レディバーン」を飲みに来られた。 その時、昔の話を数々と、 が、やはり記憶が、 歳なのか・・・ いきなりだが、「レレレのおじさん」 「天才バカボン」なのだが、 いつも掃除をしているのだが、 理由があ…

タダスケ

「タダスケ」 これだけで解れば、かなりのファンだろう、 ご存知ですか? この方、 今は非戦闘態勢、 戦闘態勢に入ると、 こうなる。 驚きますよ! これ! 一応、言いますが同一人物です。 先日、当店常連氏のプロレスマニア、 フクちゃんが連れて来てくれた…

若者達

最近の若者は・・・ などと言う言葉は使いたくないが、 確かに打ても響かん。 に、尽きる。 色んな若者と話しはするが、 自分の興味がある事以外は、 何も知らない、 それでは、人との会話に困るだろう、 なのだが、やはり自分の世界だけで、 生きているのだ…

どう説明したら良いのか・・・

自ら命を絶つ、子供達や、 お金欲しさに、人を殺す若者達、 先日も少し書いたが、 別に書こうとは思ってなかったのだが、 自然と書いてしまった。 加害者の青年は、私の下の娘を同じ歳、 被害者の娘さんは、私の長女と同じ歳、 これでは、もう人事のような気…

近所の恐いおっちゃん

最近の若者は・・・ と、言うような内容の番組を観た。 履歴書にプリクラの写真を貼って来たと、 そして、切手の貼ってないハガキを出してくれと頼んだら、 そのままポストに・・・ しかし、上司は頼んだお前が悪いと、 今の若者は、全てを説明しないと駄目…

酒通信 思い出のウィスキー

先日、「トミントール」と言う、 シングルモルトウィスキーを紹介した。 この蒸留所は、比較的新しく、 1964年、私とほぼ同じ歳、 スペイサイド、スペイ川の支流、 エイボン川の山奥、 深い谷に建つ、このエイボン川の支流が、 有名なリベット川なので、…

酒通信 ウィスキーのおつまみに・・・

先日、入荷した「レディバーン」 世界三大レアモルトの一つなのだが、 少し試飲してみた。 悪くは無い、が、驚くべき美味さでは無い、 やはり希少価値、 では、何かおつまみを付けて、 飲めば、どうだろう、 と、あれこれと、 この味わいには何が良いだろう…