キャンベルタウンを代表する。
いや、スコットランドを代表する。
言っても過言では無い、
銘酒「スプリングバンク」
その人気は正にうなぎ上り、
今や、大変な事に、
密かに、お蔵入りさせた。
スプリングバンク 21年
シングルカスクだが、
既に、15万円を越え出し、
20万円になりそうな勢いである。
これ、如何なものか、高いだの、
不味いだの、味が変わっただの、
色々と言われ、一杯、一杯売り続けるより、
少し、家に置いていれば、
店で売る売り上げの、3倍以上儲かる。
はあ~、と、ため息が出る。
しかも、私にはある程度の知識があるので、
何が高騰するか予想出来る。
が、あくまで販売目的で、
転売目的では無いので、
一本しか買っていない、
しかし、最近は酒販業者さんまでもが、
抱えだし、ある程度オークションで値が付けば、
出し始めると言う、浅ましさ、
終いに己で、己の首を絞める事に、
なると思うが・・・
まあ、それは良いのだが、
日本人は、サントリーさんのイメージが強く、
大工場のように、思っている方が多いが、
実は、そうでも無く、ボウモアで10数名、
エドラダワーに関しては、生産部門は、
僅か3人、どこも小規模で、
日本で言うなら、地酒の酒蔵と思った方が、
良いだろう、しかし、今回ご紹介する。
スプリングバンク蒸留所は、
なんと、80名の方が働いている。
これは、地域雇用の貢献もあるようだが、
一貫体制を貫いている事が、
大きいだろう、精麦、麦芽作りから、
瓶詰の工程まで、外注に出さず、
全てを自社で賄っている。
そこに、ブランド力が発生し、
現在のプレミア価格に繋がっているのだろう、
では、まずは、手間のかかる工程、
精麦、フロアーモルティングからお見せしょう、
今や、このフロアーモルティングは貴重な、
光景である。床に麦を敷いて、
水を掛け、麦芽にするのだが、
今は、殆どが外注、モルトスターに発注している。
今回、兎に角画像が多く、かなり専門的になるので、
かなりの枚数を削除してます。
あまりに専門的になっても、余計ややこしくなるので、
では、今日は、この辺りで、続きは明日!
つづく・・・