黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

酒通信 スコットランドだより 30 ファミリーウイスキー 中編

「スペイサイドの頑固者」 と、私が勝手に名付けている。 グレンファークラスだが、 拘りの強い蒸留所である。 次が全てがダンネージ式で、 樽は、三段までしか、積み上げられない、 そしてシェリー樽の拘り、100%シェリー樽、 完全に頑なな職人なのだが…

酒通信 スコットランドだより 29 ファミリーウイスキー 前編

編集に追われる日々だが、 その分、店は暇なので、 時間を持て余す事は無いが、 肩こりが異常である。 視力の衰えから来るのだろうが、 まあ、言い出したらキリが無いので、 ただただ、ひたすら歩こう、では! 今回は、ファミリーウイスキー、 これで解れば…

あれれれれ・・・

人の往来が、極端に、 少なくなり、早めに閉める店も、 多くなり、売り上げを上げるのに、 四苦八苦、大変な状況であるが、 何とかせねばと、 季節外れだが、コロナ対策の為に、 表に置いた。テーブルと椅子を、 目立たそうと、防腐剤のペンキを、 買って来…

酒通信 フルーツタルト

もうすぐ12月だと言うのに、 全く活気が無い、コロナに打ちのめされ、 白く燃え尽きたような、 と、第六波への警戒もあるだろう、 しかし、お客さんは少ないが、 今、来られている方は、 お酒が好きで、BARを愛されている方ばかりで、 気持ち良く仕事をし…

酒通信 元祖シングルモルト 3

グレンフィデックを紹介して来たが、 問題の逸品がある。 これ、かなりの高額で入手したのだが、 グレンフィデック30年のオールドボトル、 中の冊子には、1961年と、 スタンプが打たれているので、 その年の蒸留だとすると、 今年で60年の時が過ぎて…

酒通信 元祖シングルモルト 2

駄目だこりゃ・・・お客さんが来る気配すら無い、 暇、カウンター内に小さな蜘蛛の巣発見(笑) 早い時間の一件目だけで終わるようだ。 が、それでも頑張らねば! で、グレンフィデックは、現行の12年、 15年、IPAカスク、プロジェクトXXがある。 このXX…

酒通信 元祖シングルモルト 1

色んな蒸留所のレポートを書いているが、 そのウイスキーが入荷したのでは無いので、 勘違いされないように、 この「スコットランドだより」は、 私が発信いているが、スコットランドの、 ハイランダーインで働く、 あくまで、ケイスケ君のレポートで、 私は…

又一人、又一人と・・・

又一人、倒れられた。一つ年上の、 同業者の方だが、もう仕事は無理なようで、 お店は閉められた。 その前に、仲良くして頂いていた。 お店のママも倒れられ、 そのまま入院、一時はかなり危ないと、 その時だけは、面会出来たが、 それ以降は、コロナで面会…

酒通信 スコットランドだより 28 元祖シングルモルト 後編

ここは、ケーキ等もあるようだが、 バルヴェニーのシングルバレルに、 良く合いそうな感じがする。 ケーキである。 ティスティングルームの続きだが、 バルヴェニーのレッドローズも試飲したようだが、 少し、パフュームが上がっていたようだ。 驚いたのは、…

酒通信 スコットランドだより 27 元祖シングルモルト 中編

シングルモルト単体として、 1963年に初めて販売した。 グレンフィデック、 では、続きを! これは、多分左から麦、麦芽、泥炭、 そして、モルトミルで、粉砕した麦芽だと、 思う、実に解りやすく丁寧である。 続いては、これは豪華だ。 いや、この扉も…

酒通信 スコットランドだより 26 元祖シングルモルト 前編

やっとメジャーなウイスキーの、 登場である。シングルモルトの、 大リーガー、まあ、こういうのも、 良いだろう・・・ 1963年、人々の反対、誹謗中傷を無視し、 シングルモルトウイスキーとして、 世に放った。元祖シングルモルト、 グレンフィデック、…

酒通信 600人

どうも最近、はてなブログがおかしい、 星を付けても、付かない、 ブックマークのコメントも入らない、 どうしたのだろうか、 店もおかしい、お客さんは何処へ行ったのか、 長引いた休業で、お客さん離れが起きているようだ。 毎晩、毎晩、暇を持て余す、 ま…

酒通信 スコットランドだより 25 お城の敷地で

かなり貴重な情報を発信しているのだが、 興味が無い人、解らない人には、 大変申し訳ないが、ウイスキーファン、 マニアの方には、必見! これには、かなり驚いたのだが、 バリンダロッホ城の敷地内に2014年に、 出来た。バリンダロッホ蒸留所、 今回は…

酒通信 スコットランドだより 24 お城の敷地で 中編

ウイスキーファン、 ウイスキーマニアの方は必見です。 パソコンで「バリンダロッホ」 「バリンダロッホウイスキー」と、 検索しても、蒸留所の画像が殆ど出て来ないはず、 やはりスペイサイドフェスティバルで、 今回は、見学出来たようだ。 まあ、その裏話…

酒通信 スコットランドだより 23 お城の敷地で 前編

いや、快調に飛ばす、エンジン全開の、 蒸留所巡り、いや若いって凄いですね、 と、言う私も、この歳には、 何時間も、海に入り波に揉まれていた。 が、流石に老いた。画像の編集に、 追わて、目が回る。 又、こんな時に限って、手間の掛かる依頼を、 安請け…

酒通信 スコットランドだより 22 休憩

まあ、店での試飲や、蒸留所での試飲が、 続き、体は大丈夫なのか? と、聞けば、ホテルの近くを、 ランニングしていると、 返事が返って来た。 スコットランドからレポートを、 してくれている。若き常連氏、 ケイスケ君だが、 彼は、国家資格を持つ、 元医…

酒通信 スコットランドだより 21 農場兼蒸留所

昼間は蒸留所を巡り、 早く終わる日には、店の中で、 ウイスキーの試飲をさせて頂いている。 スコットランドから、レーポートを、 送ってくれている。 当店の若き常連氏ケイスケ君だが、 彼の夢は、自分のブランドのウイスキーを、 造る事、令和の竹鶴政孝の…

そこに気が付かない・・・

はてなブログが10周年になると言う、 そう、確か初めは、はてなダイヤリーだった。 訳も解らず始めたが、 暫く続けると、はてなブログに、 で、移行し、もう10年、 10年以上も続けているのか、 まあ、店も20年を越えた。 ミナミの繁華街時代からだと2…

酒通信 スコットランドだより 20 異端児 後編

スペイサイドフェスで、 特別に公開された。 ディアジオの異端児モートラック蒸留所、 続いて、蒸留棟の方へ、 この蒸留所が特別な理由は、 その蒸留方法にある。 蒸留は基本2回、初留、再留だが、 ローランドのように3回蒸留もあり、 スプリングバンクの…

酒通信 スコットランドだより 19 異端児 前編

これは、なかなか貴重な経験だ。 先日のスペイサイドフェスで、 50ポンドを払って見学に行って来たようだ。 仕事の合間を使い、 スペイサイドウェイを、 自転車で、スペイサイド川を眺めながら、 ダフタウンの街へ、大きな時計塔は、 街の広場にある。 貴…

酒通信 スコットランドだより 18 ビーフ イーター 後編

さあ、最後になります。 ビーフィーター蒸留所、肝心の蒸留機を、 あまりジンの蒸留機を、 今まで、気にした事が無いので、 いや、驚いた。連続式+単式、 こんなに立派なポットスチルだとは、 そういえば、調べた事もなかった。 いや、すいません・・・ と…

酒通信 スコットランドだより 17 ビーフ イーター 中編

時短要請が解除された瞬間は、 少しだが、お客さんが来てくれたのだが、 次の週から、ほぼ毎日、ノーゲスト、 まだまだコロナの余波は続いている。 このトンネルは、一体どこまで続くのか、 不安な日々を送っている。 が、立ち止まる事が出来ない以上、 歩き…

酒通信 スコットランドだより 16 ビーフ イーター前編

ビーフ イーター、牛肉を食べる人、 イギリスを代表するジンの一つ、 ビーフィーターだが、その語源は、 トレードマークの英国近衛兵 昔、昔は、この方達の給料が、 牛肉で支払われてた事に由来する。 日にちが過去に戻るのだが、 当店の若き常連氏ケイスケ…

酒通信 怒涛の新入荷 2

では、新入荷告知! 第二弾! まずは、台湾とインドから、 この二本! 台湾のカバラン シェリーカスク、 コンサートマスター インドからはアムルット、 フュージョン ブレンディドはデュワーズ15年 ジンは、ビーフィータ 24 久しぶりの入荷 バーボンはバ…

酒通信 スコットランドだより 15 グラスゴー

又、凄い画像が送られて来た。 時間は午前7時過ぎ、 ここ何週間かは、この時間に起きている。 現在、スコットランドに滞在している。 当店の若き常連氏、ケイスケ君の、 ハイランダーインでの、仕事が終わる時間帯、 いや、まあ、毎晩暇なので、 早く終わる…

酒通信 怒涛の新入荷 1

コロナで休業中も、 仕入れを欠かさなかったので、 いきなり、大量の新入荷になった。 まずは、この二つ 2021年アードベッグ限定品 スコーチと抽選販売当選品、 静岡蒸留所プローローグW どちらも値段は高騰している。 まあ、毎回苦労する。 アードベッ…

第9期時短要請協力金

一応、これで最後となる。 時短要請の協力金、 今回は10月1日から、24日までの、 時短要請に対して、なのだが、 初めは10月末まで、 と、なっていたが、繰り上げられ、 25日から、営業出来るようになったが、 それも、数日前の発表、 もう、何度も…

店の服を買いに・・・

やっと軌道に乗って来た。 9割の仕上がり、 いや、店の営業体制なのだが、 まあ、あれは無い、これも無い、 一番驚いたのが、ホットワイン等を作る。 小鍋が無い、どこに行ったのか、 全く解らない、仕方ないので、 買って来た。 鍋が無くなると言うのは、 …

酒通信 スコットランドだより 14 グレンアラヒー

いきなりだが・・・ 自転車に乗り、着いた所は、綺麗なポットスチルが、 立ち並ぶ、グレンアラヒー蒸留所、 実に美しい蒸留所である。 グレンアラヒーと言えば、 最近、良く目にするので、 新しい蒸留所のように思われる方も多いが、 設立は1967年、 ブ…

酒通信 スコットランドだより 13 自転車に乗って

スコットランドから、 レポートを続けてくれている。 ケイスケ君だが、今日は、 自転車をお借りしたようだ。 そして、目指すはアベラワーの町なのだが、 ハイランダーインのクライゲラキも、 住所では、アベラワー クライゲラキである。 2マイルなので、3…