黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 107 モルトの香水 5

頑なに一貫体制を貫く、

スプリングバンクだが、

かなり前だが、蒸留所から、

何マイルかの範囲内で取れた麦で、

 

蒸留したと言うボトルを買った事がある。

今では、難しいだろう、

現在の日本国内に於ける。

蒸留所の建設ラッシュも、

 

麦芽が簡単に手に入る事も、

大きく影響しているだろう、

さあ!ではスプリングバンク蒸留所の、

続きなのだが、その前に、

この見学ツアーは、長時間に及ぶために、

ランチも用意されている。

なので、腹ごしらえ、

いやいや、先を急ごう!

これが、ウェアハウスかどうかは、

確認していないので、

不明だが、白い壁が実に綺麗で、

趣がある。

天井はやや高いが、伝統的な、

ダンネージ式のようだ。

と、今回の気になる点なのだが、

これは、流石に驚いた。

かなり色合いが薄いので、

聞くまで解らなかったが、

これは1990年蒸留の、

なんと、32年物のしかもハンドフィル、

 

この一杯で、見学ツアー料を、

遥かに超えるだろう、

スプリングバンクの30年越え、

因みに、オフィシャルボトルの30年で、

 

現在、50万円を超えている。

見た感じ、60mlほど、

グラスに入っているようなので、

原価的には、5万円近くなる。

 

が、それだけでは終わらない、

次のティスティングルームが、

これが、又、凄い事になっている。

それは、又、明日!

      つづく・・・