昨日の記事の説明が、曖昧過ぎて、
スプリングバンクの見学ツアーに行った。
本人のケイスケ君からも指摘があり、
少し訂正したのだが、
が、私としてもどこまで書けば良いのやら、
なのだが、取り合えず、フェイントの下りだが、
昔に調べた時は、2回目の蒸留液を、
スプリングバンクでは、フェイントと、
呼んでいると、書いたものを読んだが、
もう少し説明するが、勿論、興味の無い方は、
スルーして頂いて結構です。
普通の蒸留の工程なのだが、
まずは、ビールのような発酵醪を、
初めての蒸留、初留でアルコール21%~24%にする。
それが、初留駅「ローワイン」2回目の蒸留、再留で、
香りの成分を分留する事が目的なので、
時間を掛けゆっくり蒸留するのだが、
出始めの所で、不快な成分や不純物が混ざった物が、
出て来るので、これを別にする。
これを、前留液「フォアショット」と呼ぶ、
今度は、再留の後半にも、不快な香りの物が、
出て来るのだが、これを余留液「フェイント」と呼び、
同じく別にされる。その前留液と、余留液を、
一旦、フェイントレシーバーに収める。
繰り返される蒸留で、又もや蒸留された。
初留液「ローワイン」に、
前留液と、余留液を混ぜ、再留される。
これが、ミドルカット呼ばれ、
このスピリッツセーフで行われる。
これが、普通で、前留液と余留液と、
初留液が混合して収められた物が、
フェントチャージャー、フェントレシーバーが、
これになるのだが、ここから再留に、
回されれるのだが、
スプリングバンクの場合、
3回蒸留となるので、少し、ややこしく、
どの時点の、どの事を、
スプリングバンクでは、フェイントと呼ぶのか、
それは、スプリングバンク独自なのか、
明確に解らないと言う事である。
簡単に、書こうとすれば、曖昧になってしまうし、
あまりに詳しく書いても、どうなのかなのだが、
又、正確な事が、解れば書きます。
では、この辺りで、先に進みましょう!
全てを見せてくれる。
銘酒スプリングバンクだが、
画像を削除するのが、
勿体なくて仕方ないが、
上記で説明したが、
このスピリッツセーフで、
前留液と余留液が省かれ、本留液が残り、
それが、ニューメイク、
ニューポットとも呼ばれる物となり、
今回は、それも飲ませて頂いたようだ。
そして、一度外に出るが、
外には、冷却装置、コンデンサーがある。
新式の、多管式のようだが、
蒸留所が、川や、井戸、水のある場所に、
造られるのは、仕込み水は勿論だが、
兎に角、大量の水を使う、
冷却したり、お湯を作ったりと、
そして、出来た。前留液と余留液を除いた物が、
本留液、ニューメイク、ニューポットが、
スピリッツレシーバーから、樽に詰められて行く、
そして、次の工程である熟成に進む、
そこで、長い眠りの中で、
化学反応が起こり、香り、味わいを構成する。
では、一旦、そとの空気を吸いましょう、
屋上からの景色のようだが、
遠くに見えるのは、教会の塔かな?
いや、やはり、かなり大きな蒸留所である。
では、次は、ウェアハウスの方へ、
これから使う樽なのか、
処分する樽なのかは、詳細は不明だが、
多くの樽が積み上げられている。
樽不足とは、思えない光景である。
これが、ウェアハウスの入り口かどうかは、
解らないのだが、明日は、
そのウェアハウスの中を、案内しますが、
今日の所は、ここまでです。
つづく・・・