黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 105 モルトの香水 3

今回のスプリングバンク蒸留所は、

今まで訪れた。どの蒸留所より、

格段に良かったと、報告があった。

スコットランドは、ハイランダーインで、

 

働きながら、蒸留所巡りを続ける。

ケイスケ君だが、兎に角、何もかも、

見せてくれたそうだが、

なら、ツアー料の250£=¥37,500-も、

 

頷けるのだが、やはり興味のない方、

一般の方なら、驚愕のお値段だろう、

しかし、その値段がお安い事が、

読み続ければ解ります。では!

ウォッシュチャージャに溜められた。

ウォッシュが、ポットスチルに送られ、

蒸留が始まるのだが、繋がっているパイプは、

エアーバルブ、内圧調整の為のようだ。

蒸留は、初留と、再留、2回行われる。
初めは、ウォッシュ→初留

次が、アルコール分20%程の

ローワイン→再留なのだが、

 

このスプリングバンクでは、

2、5回蒸留となる。

のだが、結果的には3回蒸留である。

まあ、調べればすぐに解るのだが、

 

簡単に説明すると、

1回目の蒸留(初留)→ローワイン(A)

2回目の蒸留(再留)→セカンドローワイン(B)

3回目の蒸留(再々留)→A液が20%+B液が80%

 

これは、2回目の蒸留で出来たフェイントで、

1回目に出来る、ローワインは、

ローワインチャージャーがあるようだが、

見当たらなかったようだ。

これが、ウォッシュから蒸留された。

ローワインをもう一度再蒸留した時に、

振り分けられる。フェイントのチャージャーだが、

発音としては、フェインツのようだ。

 

まずは、ホップの入っていないビールのような、

発酵醪のアルコール、7%~8%を蒸留し、

全体の1/3が、アルコール21%~24%の、

初留液 ローワインとなり、

 

次の2回目の蒸留で、本留液となるのだが、

この辺りが、少しややこしいのでだが、

取り合えずは、進んで、

又、説明いたします。

 

これ、かなり専門的な話をしているようだが、

これでも、かなりややこしい所を、

省いている。省いてこれなのだから、

ウイスキー造りは奥が深い事が、良く解る。

スプリングバンク(2,5回)

ロングロウ(2回)

ヘーゼルバーン(3回)

 

これが、その説明であるが、蒸留の工程だが、

スプリングバンクは、2,5回

ロングロウは、2回

ヘーゼルバーンは、3回

 

スプリングバンクから、販売されるウイスキーは、

ロングロウと、ヘーゼルバーンがあるが、

これで、ロングロウの力強さ、

ヘーゼルバーンの繊細な柔らかさが、

 

理解出来ると思う、

その中間に位置するのが、

スプリングバンクである。

流石に今回は、私も難航している。

 

画像全ての説明は受けていないので、

自分で、解釈している部分も多く、

間違いや、勘違いもあると思いますが、

その点は、ご了承のほどを、

 

よろしくお願いします。

いや、しかしスプリングバンクの、

徹底ぶりは、半端では無い事が良く解る。

では、今日はこの辺りで、失礼します。

           つづく・・・