黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

クイズダービー

大橋巨泉さんが亡くなられた。 TVの一時代を築いた事は、 言うまでも無い、 金字塔の「ゲバゲバ90分」 そして、私達の年代なら、 何とかして見ようとした。 「11PM」 襖の隙間からよく覗いた。 そして何より「クイズダービー」 タイトルに「巨泉の」と付…

酒通信 サナイグ&ダークコーヴ

何だか、最近はこれと、これを、 買って下さい、 う~ん、抱き合わせ商法、 まあ、それなりのお値段なら、 別に構わないのだが、 で、今回は、 「キルホーマン・サナイグ」と、 「アードベック・ダークコーヴ」 と、相成りました。 ダークコーブの箱の横に描…

街の灯り・・・

天神祭りで「泥の河」を思い出して、 子供の時のお祭りの出来事を思い出して、 懐かしい街並みも思い出した。 昭和40年代、 私の町「大正区」は、 決して裕福とは言えない、 そんな町だった。 しかし、父も母も、 そう思わせないように、 必死に偽装してく…

天神祭りと泥の河 2

映画「泥の河」のワンシーン、 天神祭りでお金を落とす、 信雄少年、それを慰めようとする。 廓船の少年、喜一、 あれは、いつだっただろうか、 八坂神社のお祭りだったか、 夜店だったのか、 その記憶は曖昧なのだが、 お祭りや夜店がある時に、 誘いに来る…

天神祭りと泥の河

この季節、いや、天神祭りになると、 毎年のように思い出す事がある。 1980年代の映画「泥の河」 宮本輝氏原作、 小栗康平監督デビュー作品、 田村高廣 藤田弓子 加賀まりこ 脇役で出演していた。 芦屋雁之助さんが、 一際閃光を放っていたと、 私は思う…

木津の勘助の謎

長々と色々と、 説明してきた「木津の勘助」 浪曲や講談、落語等で、 その存在を知る事は出来るが、 どれも、少しづつキャラクターが変わる。 落語では、私達の年代なら、 ラジオの神様「笑福亭鶴光」さんも演じている。 私は少し前に、天神祭りの「お迎え人…

木津の勘助 補足 3

浪速区にある「木津の勘助」の史跡を、 少し回ったが、 我が町「大正区」には無いのか? いや、三軒家地区の、 「上の宮八坂神社」に、 それはある。 これはかなり新しく、 昭和50年代に建てられたようだ。 神社の裏側にって・・・ これ、勝手に入ったのだ…

木津の勘助 補足 2

「大黒主神社」を後にして、 向かうは「鴎町公園」 近くにあるのだが、 「勘助橋跡」 「橋はなくとも勘助橋は 渡りますぞえ いつまでも」 と、書かれているようだ。 そしてこの公園、 もう一人居るのだが、 「折口信夫」の生誕の地でもある。 この人物、聡明…

木津の勘助 補足

長々と重複し書いた「木津の勘助」 今回はかなり資料が乏しく、 曖昧な事柄も多く、 時間が掛かってしまった。 で、今何故「木津の勘助」なのか? それは、存在は昔から知っていたが、 少し前「天神祭り」の資料の中に、 「お迎え人形」と言うのを見た。 「…

拾田額造

店で一人、暇で静かな夜に、 男が一人「良いですか?」 と、入って来た。 スムーズに注文出来る。 よその町の人か、 が、言葉は悪いが、 胡散臭い・・・ 醸し出すオーラが、 明らかに胡散臭い・・・ で、敢えてそういう話題で話すと、 色んな事をされている…

私の町と真田丸 7

結果、我が町「大正区」と、 「真田丸」の関係は? 「・・・・」 いや、大坂の陣で多くの屍を片付けた男、 「中村勘助」「木津の勘助」が居る。 そしてこの男、お米蔵を破り、 民衆に与え、その罪で、 流罪となる・・・ のだが、それが目と鼻の先の 「姫島」…

私の町と真田丸 6

真田幸村こと真田信繁が活躍した時代に、 民衆の為に尽力した男が居る。 本名を「中村勘助」 「木津の勘助」と呼ばれた「侠客」なのだが、 豊臣家からの依頼で、 姫島に船碇泊所を作り、 大阪の陣の屍を片付け、弔い、 「任侠」に生きた男、 「任侠」とは? …

私の町と真田丸 5

今から400年前、 大阪夏の陣が終わり、 「乱坊取り」略奪、強奪に奔った。 徳川の雑兵により、 町は地獄と化す、 又、戦で命を落とした。 兵達の屍が、 我が町の横を流れる「木津川」に流れ込んだ。 その時、一人の男が立ち上がる。 名を「中村勘助」 「…

私の町と真田丸 4

遂に話す時が来たか・・・ まあ、そんな大袈裟なものでは無いのだが、 我が町「大正区」のいや大阪の英雄、 では、数百年の時を、 一気に遡ろう! 慶長19年(1614)大阪冬の陣 慶長20年(1615)大阪夏の陣 400年程前、 真田幸村こと真田信繁は、 後世…

酒通信 大正区でニューヨーク

「私の町と真田丸」の連載中ですが、 少し休憩・・・ グレナディンシロップ、 私はいつもザクロから、 このシロップを、作っているのだが、 時間があまり経つとフレッシュ感が無くなる。 で、かなり残っていたのだが、 廃棄・・・ そこで、いつもは市販の、 …

私の町と真田丸 3

長々と説明して来た。 「近代紡績発祥の地」の碑、 大阪は我が町「大正区」は「三軒家」にある。 こういう事、大正区の人達は知っているのか? まあ、それは良いのだが、 では何故、この近代工場が消えたのか? やはり戦争・・・ 第二次大戦で軍需工場として…

私の町と真田丸 2

俄かに盛り上がっている。 NHK大河ドラマ「真田丸」 そこで、何か我が町と関係は無いか? と、コツコツと調べていたら、 あ、え、まさか・・・ しかし、外角スレスレでボール! 朝ドラ「純と愛」では舞台になり、 朝ドラ「マッサン」では我が町の地名に関…

私の町と真田丸

俄かに盛り上がっているような、 気がするだけか、 NHK大河ドラマ「真田丸」 いや、九度山は盛り上がっている。 う~ん、何か悔しいような、 我が町「大正区」は何か関係が無いのか? が、数年前NHK朝ドラ「純と愛」で、 我が町が舞台になったが、 盛…

なんか嫌な感じ・・・2

「あぶさん」と「アブサン」と、 野球が頭の中でクルクル回り始めた。 3000本まで、あと10本となった。 イチロー選手、大いに拍手を送る。 そしてピートなんとかの、 口撃も歓迎した流石だ。イチロー! そんな中「水島新司」氏、原作の「あぶさん」 主…

ウラナンバ

少し前になるが、 ミナミのBARのマスターが来てくれた。 私はその店を知らなかった。 で、少し気になったので、 行ってみた。 そこはウラナンバと呼ばれる。 今、人気のスポットの入口に当たる。 いや、まあ、驚いたのは、その街だが、 平日の真夜中だと…

紙切れ

朝ドラ「とと姉ちゃん」のダイジェストを、 観ていた。雑誌を作ると言う、 あれ、これ「主婦の友」? いや、あれはもっと昔からあった。 ああ、そうか「暮らしの手帖」か、 紙を用意し、 そこに原稿を・・・ 紙に何か書く、 詩でも、小説でも、絵画でも、 そ…

生きる事

夏が来た、陽が長くなり、 開店直後は、外はまだ明るく、蒸し暑い、 そんな時間に、アブサンを飲む男が、 男は生きると言う事を語っている。 その時、裏でネズミの悲鳴が、 見に行くと、子ネズミが、 完璧な姿でネズミ捕りの罠に、 人が生を語り、子ネズミは…

酒通信 真似はしていない・・・

ハイランドパークの新シリーズ、 「アイスエディション」 と同時に届いた。 もう一本の酒がある。 アメリカ生まれの、 シングルモルトウイスキー、 バーボン大国からの お届け物だ。 その名も「ウエストランド」 3種類ほど販売されているが、 その中のシェ…

1973 南海ホークス

緑の魔酒「アブサン」の事を書いたが、 水島新司氏原作の「あぶさん」を説明していなかった。 何故「あぶさん」なのか? それは主人公の名前、 「景浦安武」(かげうら やすたけ) この「安武」の部分が、 読み方を変えると、 「あぶ」なので、「あぶさん」 …

酒通信 緑色のミューズ

駄目だ緑の妖精に頭を掴まれている。 「アブサン」 ウイスキーなら300種類以上は、 飲んで来たが、 このアブサンは数種類、 何故なら、苦手だ・・・ まあ、私だけでは無いだろうが、 このハーブ系の香りは、 日本人は苦手な方が多いが、 リキュール酒とし…

酒通信 あぶさん 2

サントリーさんの和製アブサン、 「ヘルメス アブサン」 私も実際に見た事がある。 なので、数十年前に、 大々的にアブサン復活! と、言われても何の事か、 さっぱり解らなかった。 なんで?あるのに? 現在のように情報も無く、 調べる手段もなかった。 私…

酒通信 あぶさん

エミール・ガレとアブサンの関係性を、 かなり調べた。 では「アブサン」とは? う~ん、自分で調べて下さい! 終わり・・・ と、言うわけにもいかないか、 では改めて「アブサン」とは? フランス、チェコ、スイス、スペイン、 等のヨーロッパ諸国で作られ…

なんか嫌な感じ・・・

なんか、別にあんな風に言わなければ良いのに、 自分の値打ち下げてるような、 まあ、言論の自由なんだけど、 なんか、見下しているような、 誰かが言ってたな、 記録は抜かれる為にあるって、 誰かがこの映画と、 対比させてたな、 「スケアクロ」 ジーン・…

酒通信 止まってくれ2・・・

ハイランドパークの、 新シリーズ第一弾! アイスエディションが、 到着した夜は雨だった・・・ 一人ボトルを眺めていると、 コツコツコツと スティキの音が、 まさかと、振り返ると、 ニコニコしながら、 当店常連氏で、 ウイスキーマニアのI氏が杖をつい…

酒通信 止まってくれ・・・

雨の火曜日、まあ誰も来ないだろうと、 一人伝票整理、 するとドアが、 「宅配便です!」 あ、まあ、そうだろう、 が、いや、そうだ。 あれが来るのか、 サインをして、 ふと見ると、 ん?何これ? 段ボール箱までハイランドパーク、 一人で少しにやけた・・…