黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 89 悲願の蒸留所 1

独立瓶詰業者 インデペンデント・ボトラー

色んな蒸留所のウイスキーを樽で買い、

それを、自社の名で、瓶詰して販売する。

多くの、有名ボトラーズが存在するが、

 

なかなか、この20数年、

手が出せなかったアイテムだが、

やっとの思いで、このボトラーズと言うのも、

認知されて来たが、まだまだ下町では、

 

取り扱いが難しいのと、

2000年当初、何度か買ったのだが、

アタリ、ハズレが極端だったトラウマが、

私自身に、残っているのだろう、世の中には、

 

ティースプーンモルトと呼ばれる物がある。

これは、何らかの要因で、蒸留所名を、

明かせない場合、樽にティースプーン一杯の、

別の蒸留所のウイスキーを混ぜると、

 

ラベルに、その蒸留所名が表記出来ない、

この意味合いを、深く考えると、

良く解ると思うのだが、

そのボトラーズ業者の老舗、

 

100年の歴史を持つ、GM社(ゴードン&マクファイル)が、

1993年、悲願の蒸留所を手に入れた。

同じく100年の歴史を持ちながら、

オフィシャルボトルが殆ど発売されないまま、

 

歴史の闇に消えて行こうとしていた蒸留所、

それを、5年の歳月を掛け、

立て直したのが、今回、ご紹介する。

ベンロマック蒸留所である。

この場所は、スペイサイドの北東、
フォレスと言う所なのだが、

兎に角、美しい場所で、歴史も感じさせる。

西洋建築の教会等が、どこか誇らしげである。


景色ばかり、貼り付けたが、
それには、意味が、いや、そんな大げさな物では無いが、

それは、次回と言う事で、

今回は、この辺りで失礼します。

         つづく・・・

ベンロマック 1↓


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