黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 怒涛の新入荷 1

コロナで休業中も、

仕入れを欠かさなかったので、

いきなり、大量の新入荷になった。

まずは、この二つ

 

2021年アードベッグ限定品

スコーチと抽選販売当選品、

静岡蒸留所プローローグW

どちらも値段は高騰している。

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まあ、毎回苦労する。

アードベッグの限定品、

と、抽選販売となった。

プロロークW、もう1種 Kがある。

 

Kは現在、数百万の値段が付いている物もある。

閉鎖蒸留所の、軽井沢蒸留所のポットスチルを、

使用しているので、軽井沢=K

Wはウッド、蒸留器を薪で加熱している。

 

次回は、そのKとWのバッティングさせた。

Sが登場するようだ。

と、限定品に限らず、新入荷した物には、

賛否両論あると思いますが、

 

それは、各々の個人的な意見であり、

万国共通論では決して無い、

まあ、色んな評価が出るが、

それは、あなたの一評価にしか過ぎない、

 

先日も、アードベッグの少し前の、

限定品を飲まれた方が、前に飲んだ時と、

香り、味が違う、これはアードベッグに、

サントリーの角を混ぜていると、

 

で、匂え、匂えと言うので、

仕方なく、香りを嗅いだが、

全く、なんの事かサッパリ解らない、

大体、アードベッグに、

 

サントリーの角を混ぜた香りなど、

知る由も無い、いや、知っている人が、

居るとも思えない、象徴的な、

マウントおじさん・・・

 

が、やわらかい、尖った部分が、

かなり大人しくなっている。

明らかなる経年変化、

しかし、これは、これで実に良い、

 

夕暮れの、寺の鐘の音のような、

少し、経年変化してますね、

と、言うと、け?け?劣化?

いや、劣化では無く、変化です。

 

えっ?・・・と、言って静かになった。

どうも、経年変化を知らないようだ。

だから、言わない方が良い、

結局はボロが出る。

 

長期熟成物、ビンテージ、

オールドボトル等は、開封後、

確実に、経年変化する。

勿論、スタンダードな物でも、

 

それも、保管状況により、

一概には言えず、様々である。

その象徴が、1964年ブラックボウモア

まあ、私の中では、これが究極の変化だった。

 

最近では、アランの21年、

これも、凄まじく変化した。

が、それも全て含めて、一本の、

ウイスキーである。

 

一面、一点では判断できない、

奥の深さが、そこにある。

例えば、小説を数ページ読み、

あの話はどうのこうのと、

 

言われても、最後まで読まないと、

どんでん返しの結末には至らない、

正に、分け入っても、分け入っても、

永久迷路、だからこそ面白い、

 

私自身の評価も、一評価にしか過ぎない、

単なる個人の意見であり、

絶体神では無い、色んな意見が、

ある事が面白いのだが、

 

困るのは、クレーム、

それは、嗜好品としての好みの問題、

それを私に言われても・・・である。

例えば、野球で表現すると、

 

何故、あそこで代打を出したのですか?

何故、あそこでピッチャーを変えたのですか?

の、ような事を言われても、

私、監督では無いですから・・・

 

と、しか言えないような事を、

聞かれても、どうする事も出来ない、

私が造った物では無い、

バーテンダーとは、商品の説明を伝える。

 

あくまで伝達者、通訳、根本的な事までは、

触れようも、変えようも出来ない、

まずは、造られた方、

そして、私らのような売り手、

 

そして、お客さんである飲み手、

と、バトンは送られる。

私ら売り手は、その範疇から出る事は、

決して出来ない、それを理解して欲しい、、

 

そのウイスキーの香りや、味を変える事は出来ない、

もしも、そのウイスキーに、

クレーム若しくは、アドバイスがあれば、

直接、蒸留所に電話する事をお勧めします。

 

山があるから、登る。

高い山も、低い山も、雪山も、夏山も、

断崖絶壁もあるだろう、それが嫌なら、

ハイキングをと言う、ハイボール等をどうぞ!

 

ではでは、まだまだ、

新入荷は続きますが、

今日は、この辺りで、

続きは、又、明日!

 

現在、スコットランド 

スペイサイド地区では。

スペイサイドフェアーが開催されてると、

連絡がありました。

 

6日間開催されるようです。

蒸留所のバーチャルツアー等も、

あるようです。翻訳されて、

覗いてみては、如何ですか?

www.spiritofspeyside.com