かなり貴重な情報を発信しているのだが、
興味が無い人、解らない人には、
大変申し訳ないが、ウイスキーファン、
マニアの方には、必見!
これには、かなり驚いたのだが、
バリンダロッホ城の敷地内に2014年に、
出来た。バリンダロッホ蒸留所、
今回は、そのティスティングルームへ、
凄い事になっているが、
いや、凄い物を飲んでいる。
もう、ラインのやり取りでは、
間違ってしまいそうなので、
朝方、電話で話をして、
説明を受けたが、驚いた。
ティスティングさせてくれたのは、
この5本、左2本が、バリンダロッホの7年、
2本とも7年だが、樽が違うので、
色がかなり違う、と、この右側の3本、
これが、まさかのクラガンモア、
しかも、84年、85年、86年
レポートしてくれている。
ケイスケ君の言葉を、そのまま、
「くっそ美味いです!」と、
彼も興奮気味だった。
当店に、来られている方なら、
解るだろうが、私はモルトを覚えたいと言う、
初心者の方には、必ずクラガンモアを、
紹介する。ほんとにモルトを覚えたいのなら、
家に1本置いといた方が良いと、
このモルトを、基準点に考えると、
個人差はあるが、理解度が早くなると、
これより、甘いか、辛いか、
重いか、軽いか、無差別に飲むより、
何か基準を作り、何かを飲むたびに、
振り返り、振り返り飲む、
まあ、単なる自己流のやり方だが、
私は、このやり方で、
このクラガンモアを使って、
一通り覚えた。それが、84~86年、
が、何故、クラガンモアなのか、
それは、この蒸留所は、城主の経営、
その城主とは、お殿様なので、
クラガンモアからの貢ぎ物、献上品のようだ。
ただ、販売は出来ず、ティスティングでのみ、
出してくれるとの事、
と、肝心のバリンダロッホだが、
飲んだ事がある人は、かなり少ないはず、
と、言うのは、まだリリースされていない、
何故なら、まだ若く完成されていない物は、
出したくない、と、言う強い意志で、
9年頃まで出さないようだ。
後2年ほど掛かる。
これ、普通の蒸留所では絶対に考えられない、
オーナーが城主で、財力があっての話である。
もう7年もウイスキーの売り上げは無く、
従業員に給料を支払っていると言う事になる。
凄い話である。で、この蒸留所で、
試飲された日本人をネットで2人見つけたが、
ケイスケ君を含め、皆同じ事を言っている。
一番手前にあるのが、ニューポット、
出来立ての樽に入れる前の、
アルコールなのだが、これがかなり、
美味しいようだ。私も過去数種類、
ニューポットは飲んできたが、
美味しいと言う、感覚はなかったが、
ニューポットは、意外と美味しく飲めた記憶がある。
しかし、凄い経験なのだが、
これ、実は、バリンダロッホの蒸留所の方から、
ハイランダーインに連絡があり、
1名、空きがあるので、良かったら、
どうですか?と、それならと、
オーナーの計らいで、
ケイスケ君が行って来たようだが、
そのハイランダーインに、
スペイサイドフェアの時に、
連泊していた日本人の方も、
行かれたようだが、その夜、
その方から、凄い事を聞いたと、
今日の見学会は、150ポンドの値打ちはあったねと、
いや、彼は招待されたので無料だったが、
150ポンド・・・¥22,500-
まあ、これならそうなるだろう、
如何でしたか、バリンダロッホ、
まだリリースされていませんので、
勿論、入荷の予定などはありません、
と、コロナの影響で、本来見学は、
クローズしているようなので、
現地に行っても、見学出来るかは、
解りませんので、悪しからず、
しかし、飲んでみたいクラガンモアを、
いや、バリンダロッホを、
くれぐれも、グレンファークラスの、
ボトラーズ、バリンダロッホと、
お間違えなきように!
END