又一人、倒れられた。一つ年上の、
同業者の方だが、もう仕事は無理なようで、
お店は閉められた。
その前に、仲良くして頂いていた。
お店のママも倒れられ、
そのまま入院、一時はかなり危ないと、
その時だけは、面会出来たが、
それ以降は、コロナで面会禁止に、
まあ、プライベートでも色々とあり、
お店でも大変な事があり、
乗り越えて、乗り越えて来られたが、
その直後にコロナ、心労が重なり過ぎた。
夜の仕事は、私の方が長いが、
歳は、私より少し上、いつも元気で、
お酒も、私より遥かに強い、
が、やはりコロナだろう、
私も、初めの数か月は、
悩みに、悩んで、僅かな貯蓄で、
凌いでいた。まあ、無収入なのだから、
精神的に追いつめられる。
又、協力金の申請もややこしいく、
それも悩みの種だった。
私は自力で申請したが、
そのママは、代理で申請してもらった。
スマホも上手く使えず、
ましてやパソコンとは無縁、
が、その手数料をかなり取られたようだ。
人の弱みに付け込むとは、
正に、この事だと、激しく憤りを感じた。
一言、私に言ってくれれば良かったのに、
と、まあ、後の祭り、その直後ぐらいに、
自宅で倒れたと連絡があった。
そのまま一年以上、入院、
数日前、やはり仕事は無理だと言う事で、
田舎に帰る事になったと、身内の方から、
連絡があった。
朝の8時に病院からTAXに乗り、
連れて帰りますと、かなり遠方なので、
もう会う事は、難しいだろうと、
朝早くに、見送りに行ったのだが、
高速道路の渋滞の影響で、
少し早めに出発したらしく、
すれ違いに・・・
仕方なく雨の中、一人帰った。
15年以上のお付き合いになるが、
色々と大変な人生だった事は、
私が良く知っている。
故郷に帰られたら、
何事もなく、静かに、
そして平穏に暮らせる事を、
願っています。
世間は、協力金バブル等と、
騒いでいるが、その実は、
コロナとの闘いに、苦しみもがいている方も多い、
その事を忘れないで欲しい、
そして次は、私の番かも・・・