黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 24 お城の敷地で 中編

ウイスキーファン、

ウイスキーマニアの方は必見です。

パソコンで「バリンダロッホ」

「バリンダロッホウイスキー」と、

 

検索しても、蒸留所の画像が殆ど出て来ないはず、

やはりスペイサイドフェスティバルで、

今回は、見学出来たようだ。

まあ、その裏話は後で、ではポットスチルへ、

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新しい蒸留所なので、

兎に角、何もかもが綺麗である。

ポットスチルが、何だか上品に見える。

まあ、ウイスキーの工程を、

 

ご存じで無い方も、読まれているので、

説明しますが、アルコールと、

水では、沸点が違う、水は100℃だが、

アルコールは78.3℃、この沸点の違いを、

 

利用するのが、蒸留と言う技術で、

それをする設備が、ポットスチルである。

これは、銅製なのだが、銅の殺菌効果も、

利用しているのだが、それは後付けで、

 

ウイスキーは、多額の税金から逃れるため、

初めは密造酒だったのだが、銅が軽く、

又、加工しやすいと言う点で、

使われていたが、銅に殺菌効果が、

 

ある事は、その後で解る事になる。

この効果で、アルコールの持つ、

臭み等を取る事が出来る。

有名なのは、グレンモーレンジ

 

首が長ければ、クリーンなアルコールが出来る。

逆にずんぐりとしたのなら、

癖のあるアルコールになる。

多々あるが、バルブレア等が、

 

そうであるが、一概にどちらが良いとは、

言えず、どちらも正解なのが、

ウイスキーの世界であり、途轍もなく奥が深い、

そして、このポットスチル、

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形がラフロイグに似ている。

そして、最も大事な工程がスピリッツセーフ、

その職人さんが、スチルマン、

スチルマンはこの装置を操る。

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前にも書いたが、これで、

ミドルカットと言う、

良い部分のアルコールだけを、

選ぶ、この工程がいい加減なら、

 

発酵の段階も無駄になり、その後の熟成で、

どれだけ良い樽に入れても、

良い物は出来ない、気の抜けない、

工程である。

 

さあ!では、続いて、

ティスティングルームを、

案内しますが、ここも必見です。

が、今日はここまで、続きは明日!

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