黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

2022-01-01から1年間の記事一覧

わが町の風景

私の街は、両側を川で挟まれ、 まるで、孤島のようになっている。 造船業が盛んで、川幅は狭いのだが、 大きな船が通る事もあり、 小さな橋が掛けれ無かったので、 川には、幾つもの渡し舟がある。 子供の時は、他もそうだと思っていたが、 大人になって、珍…

そんな馬鹿な・・・

協力金を払うから、 休めと言われて、真面目に休んだので、 当然、全くの無収入、 協力金で生活して来た。 後に残ったのは、究極の客離れ、 まあ、そうなる事は、 当然、覚悟して来たが、 次々と襲い掛かる税金、税金、 所得税、市民税、 そこそこのアウディ…

祝!石の上にも12年!

2010年から、書き始めた。 このブログ「黄昏ウイスキー」 今日で、12年、長かったような、 短かったような、 残念なのは、読者登録されている。 大半の方は、お辞めになっている。 流石に、12年も経てば、 そうなるだろう、 この12年の間、三度ほ…

酒通信 ウイスキーの美味しさ 2

ウイスキーを覚えたい、 ウイスキーを教えて欲しいと、 良く、言われるが、 逆に聞くと、ウイスキーの何を覚えたいのか? ウイスキーの何が知りたいのか? 根本的に、何故、ウイスキーを知りたいのか? その明確な答えを持っていないのなら、 受け皿である。…

酒通信 ウイスキーの美味しさ 1

私は、あまり味わいの事を、 言わないのだが、まあ、調べれば、 何でも解る時代なのだが、 店では、トラブルを避ける為である。 例えば、少し前に取り上げたカリラの12年だが、 甘口なのだが、ファーストアタックに、 強烈な辛味があるので、初心者の方は…

イエルバブエナ ピンチ・・・

毎晩、毎晩、暇な時を過ごしている。 人生初の暇な日々が続く、 このままだと、いつまで持つか、 大ピンチだが、他にもピンチな物が、 何故か、今年は調子が良くない、 キューバのハーブ、モヒート用の、 イエルナブエナ、肥料を与えたりと、 色々しているが…

酒通信 スコットランドだより 113 宝酒造 3

赤いドアは、グレンファークラスと同じだが、 こちらの赤は、少し薄いように思うが、 これは、これで感じが良い、 では、ウェアハウスの方へ、 天井が低く、伝統的なダンネージ式だが、 面白いのは、上は床がコンクリートのようだが、 下は、土間になってい…

酒通信 スコットランドだより 112 宝酒造 2

1986年に、宝酒造さんが買収した。 トマーティン蒸留所だが、 その当時、宝酒造さんは好景気だった。 その一年前の1985年、 大ヒット商品、甲類焼酎「純」が、 678万ケースに達し、 これが焼酎ブームの火付け役となる。 84年に発売した「タカラ…

酒通信 スコットランドだより 111 宝酒造 1

蒸留所設立は、1897年だが、 ウイスキー造りの歴史は、 先日書いた。カロデンの戦いまで遡る。 トマーティン蒸留所、 1986年に、宝酒造さんに、 買収されるのだが、この蒸留所、 1974年に、スコットランド最大の、 蒸留所だったのだが、 現在は…

酒通信 スコットランドだより 110 ラッパすいせん

歴史的には、これと言った物が無いのだが、 カロデンの戦い跡地の近くに、 古城がある「ブロディー城」なのだが、 中に入れば、磁気や珍しい調度品が、 数々あるようだが、今回は、 スコットランド滞在中のケイスケ君は、 立ち寄っただけのようだ。 なので、…

酒通信 スコットランドだより109 カロデンの戦い

1746年、インヴァネス近郊の、 カロデン湿地にて、 ジャコバイト軍と、グレートブリテン王国、 所謂、イギリス軍との戦闘があった。 「カロデンの戦い」(カロデーン)と言われている。 簡単に言えば、反乱軍の、 王位簒奪戦なのだが、ジャコバイト軍は…

営業時間変更のお知らせ

究極に暇である。 世間の生活リズムが変わったのだろう、 と、インバウンドが姿を消した。 なら、自分の時間を作ろうと、 営業時間を変更する事に、 と、言ってもなかなか覚えて貰えないが、 以前は、19時オープンで、 遅いと言われる方が多く、 コロナを…

酒通信 ファーストフィルとセカンドフィル

当店では、ウイスキーの初心者の方が、 圧倒的に多いので、 まだまだ専門的な話にはならない、 が、詳しい方もネットの中では増えて来て、 研究も、ドンドン先に進んでいる。 色んな資料も、容易く手に入るようになったのも、 このネットの普及だろうが、 何…

コロナの嵐の後に・・・

あまり話題にもならなくなった。 コロナ騒動、一時的に協力金で、 生活して来たが、待ち受けていたのは、 税金の嵐、次々と襲い掛かる。 所得税が高額なので、 2回に分けたら、延納金が付いた。 2回目の支払い期日の、 少し前に納めたら、 税務署から、問…

酒通信 スコットランドだより 108 モルトの香水 6

流石に、32年物には驚いたが、 ティスティングルームが、 もっと凄い事になっている。 ではご案内を! これ、凄いのだが、ここにある物を、なんと、自分でブレンド出来るようだ。 その様子が、これなのだが、下は、そのラインナップである。 容器には50…

酒通信 スコットランドだより 107 モルトの香水 5

頑なに一貫体制を貫く、 スプリングバンクだが、 かなり前だが、蒸留所から、 何マイルかの範囲内で取れた麦で、 蒸留したと言うボトルを買った事がある。 今では、難しいだろう、 現在の日本国内に於ける。 蒸留所の建設ラッシュも、 麦芽が簡単に手に入る…

酒通信 スコットランドだより 106 モルトの香水 4

昨日の記事の説明が、曖昧過ぎて、 スプリングバンクの見学ツアーに行った。 本人のケイスケ君からも指摘があり、 少し訂正したのだが、 が、私としてもどこまで書けば良いのやら、 なのだが、取り合えず、フェイントの下りだが、 昔に調べた時は、2回目の…

酒通信 スコットランドだより 105 モルトの香水 3

今回のスプリングバンク蒸留所は、 今まで訪れた。どの蒸留所より、 格段に良かったと、報告があった。 スコットランドは、ハイランダーインで、 働きながら、蒸留所巡りを続ける。 ケイスケ君だが、兎に角、何もかも、 見せてくれたそうだが、 なら、ツアー…

酒通信 スコットランドだより 104 モルトの香水 2

モルトの香水と称される。 スプリングバンクだが、今回は、 全てを見せてくれたようで、 画像も130枚を越えているが、 かなり省力させて頂いたが、 本意では無いのだが、 と、言うのは、今回のこの見学ツアー、 お値段が250£=¥37.500- なの…

酒通信 スコットランドだより 103 モルトの香水 1

キャンベルタウンを代表する。 いや、スコットランドを代表する。 シングルモルトウイスキーの逸品と、 言っても過言では無い、 銘酒「スプリングバンク」 その人気は正にうなぎ上り、 今や、大変な事に、 密かに、お蔵入りさせた。 スプリングバンク 21年…

酒通信 過去のボウモア

ボウモアの事だけでも、 書く事は、山ほどあり、 止まらなくなる。良く、考えれば、 一体どれだけ飲んで来たのか? まあ、仕事である以上、当然なのだが、 が、如何せん、昔は、今ほどの知識も無く、 パフィーム等の、ウイスキー用語も、 まだ、存在しない、…

酒通信 オールド・パリ・ロード

遂に、ハワイのオアフ島にまで、 ウイスキーの蒸留所が出来た。 名をコウラウ蒸留所、 まだ全てがハワイ産では無く、半分ほどは、 アメリカのバーボンが入っているようだ。 が、兎に角気になるので、 いや、気になるのは、ラベルなのだが、 ラベルに車が描か…

酒通信 スコットランドだより 102 キャンベルタウン特別編

キャンベルタウンが続くのだが、 今回は、少し珍しい物をお見せする。 日本のウイスキーの父、 竹鶴政孝氏だが、氏が学んだ蒸留所が、 以前、あったのだが、 名は、ヘーゼルバーン蒸留所、 今は、閉鎖され、スプリングバンクから、 商品名としての、ヘーゼル…

酒通信 スコットランドだより 101 キャンベルタウン編 3

突然ですが、これ何時だと思いますか? 正解は。夜の9時半です。 感覚が狂いますね、 では、キャンベルタウンに入ったケイスケ君だが、 まずは、スプリングバンクを訪れたのだが、 かなり、画像が多く、私が編集に、 手間どっているので、先にグレンスコシ…

酒通信 スコットランドだより 100 キャンベルタウン編 2

キャンベルタウンは、グレンスコシアを、 訪ねている。スコットランドは、 ハイランダーインで働く、 ケイスケ君だが、 麦芽を作り、それをモルトミルで、 粉砕し、マッシュタンで、お湯と混ぜ、 そして、冷やし、発酵槽、ウオッシュバックへと、 一連の流れ…

酒通信 スコットランドだより 99 キャンベルタウン編 1

さあ!キャンベルタウンに入った。 スコットランドハイランダーインで、 働く、ケイスケ君だが、キャンベルタウンと言えば、 忘れてはいけない、人がいる。 このホテル、何だか解りますか? キャンベルタウンには、以前、 ヘーゼルバーンと言う、蒸留所があ…

酒通信 スコットランドだより 98 キャンベルタウンを目指して 3

キャンベルタウンを目指して、 港町オーバンに立ち寄った。 スコットランドは、ハイランダーインで、 働く、ケイスケ君だが、 又、休憩か・・・しかし、何もかもが、 美味しそうに見える。 しかし、蒸留所は? オーバンは? そうそう、ここ、古典的な美酒、 …

酒通信 スコットランドだより 97 キャンベルタウンを目指して 2

さあ、キャンベルタウンを目指して、 南下を続ける。スコットランドは、 ハイランダーインで働く、 ケイスケ君だが、南下すると、 そこは、南ハイランド、 南ハイランドと言えば、勿論、オーバン、 オーバンも、私の愛するシングルモルトの一つ、 そして、オ…

酒通信 スコットランドだより 96 キャンベルタウンを目指して 1 

毎晩、毎晩、厳しい状況が続く、 何とかなるかと思っていたが、 なんともならずのお手上げ状態、 BAR人生初の、暇な日々を送っているが、 ブログは忙しく、スコットランドから、 送られて来る画像の編集に追われている。 昨晩も、LINE電話で長く話したが、 …

酒通信 ボウモアの謎

私は、仕事でお酒を扱っているが、 決して、ウイスキーのマニアでは無く、 あくまで、一介のバーテンダーで、 カクテルに関しても日々、研究し、 精進している。一応はプロなので、 日々、何かしら、お酒の事を考えている事は確かだ。 故に、ボウモア一つ、…