黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 111 宝酒造 1

蒸留所設立は、1897年だが、

ウイスキー造りの歴史は、

先日書いた。カロデンの戦いまで遡る。

トマーティン蒸留所、

 

1986年に、宝酒造さんに、

買収されるのだが、この蒸留所、

1974年に、スコットランド最大の、

蒸留所だったのだが、

 

現在は、量より質と言う、

生産体制に変わっている。

又、蒸留所の方針として、

ためになる蒸留所と言う事で、

 

ウイスキー造りを深く学べるように、

古い設備を廃棄せず展示している。

例えば、この多管式の、

コンデンサーもその一つ、

この穴に、銅管が入っていて、

そこに気化したアルコールが流れ、

水で冷やされ、液化する。

これも、かなり珍しいが、

これは、マッシュタンの内部で、

勿論、展示用なので、中に入れるようだ。

マッシュタンを覗ける所は多いが、

中に、入れるのは、ここだけだろう、

 

ここに、粉砕した麦芽を入れ、

お湯を入れ、攪拌し、

グリスト状にするのだが、

面白い展示である。

そして、一度冷やされ、発酵槽で、

イースト菌が混ぜられ、発酵が始まる。

この日は、スコットランドに滞在中の、

ケイスケ君の他にも、多くの見学者が訪れている。

注意書きを見ると、撮影禁止になっている。

いや、既に撮っている。まあ、画像が多くなるので、

今日はここまでです。続きは、又明日、

この後姿の女性が気になるが・・・

        つづく・・・