「ヘルメス アブサン」
私も実際に見た事がある。
なので、数十年前に、
大々的にアブサン復活!
と、言われても何の事か、
さっぱり解らなかった。
なんで?あるのに?
現在のように情報も無く、
調べる手段もなかった。
私も数年前にやっと全てが解ったのだが、
アブサンは、これか?
では無い、年代が合わない、
その「人間失格」の一節、
「飲み残した一杯のアブサン。
自分は、その永遠に償い難いような喪失感を、
こっそりそう形容していました・・・」
と、続くのだが、
このアブサンは当時出回っていたペルノフィズ社の
「アブサン・ペルノ・フィルズ・タラナゴ」
の可能性が高いと、専門家の方が書かれていた。
その後和製アブサンに繋がって行く、
なので日本ではアブサンと言う名の酒は存在していたのだ。
「ヘルメス アブサン」は68%(初代)と55%(二代目)があり、
ブラックラベルとグリーンラベルがあったようだ。
そして、三代目と続くのだが、
この三代目が不評だった。
私が若い時に飲んだのはこれだと思うのだが、
調べるとボトルの形が違うような・・・
東洋酒造の「ドルフィン アブサン」
旭興業の「アリス アブサン」等がある。
日本ではニガヨモギが添加物として、
認められていた。
それ故、日本の和製アブサンは、
代用品では無く、
ニガヨモギを原料とした。
生粋のアブサンであったと言う記述がある。
日本では存在し続けた。故に「あぶさん」
そしてフランス等で、アブサン販売禁止後も、
「パスティス系」(~のようなもの)
と、言う意味の「ペルノ」等が販売されていた。
ニガヨモギの毒性「ツヨン」を抜いて、
造られたお酒なのだが、
兎に角このアブサンは種類が多い、
専門のBARもあるぐらいだ。
勿論、根強い人気でファンも多く、
専門の方も多く、
私等は素人と同然、
当店にあるのは、
メジャーなこれ!
55%のアルコール度数の強者だが、
こちらが世界最強のアブサン、
「ハプスブルグ・アブサン」
ゴールドラベル
ブルーラベル、レッドラベル等あるが、
これが最強、
89.9%の壮絶なアルコール度数、
しかし、これかなり減っているのだが、
何杯かを20代の女性、二人が飲んだ・・・
時代は変わっている。
そしてビターズタイプ、
ツヨンの含有量が35PPm入っている。
「エクストリーム アブサン」
で、アブサングラスと、
アブサントスプーンを用意し、
砂糖の上にアブサンを掛け、
火を付けると
燃える・・・
を、今夜辺り如何ですか?
と、まあ世の中は広いと言う事だ。
と、こんなのがあった。
名を「エミール・アブサン」
が、これも多くの種類がある。
奥の細道は、
どこまでも続く・・・
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