先日、「トミントール」と言う、
シングルモルトウィスキーを紹介した。
この蒸留所は、比較的新しく、
1964年、私とほぼ同じ歳、
スペイサイド、スペイ川の支流、
エイボン川の山奥、
深い谷に建つ、このエイボン川の支流が、
有名なリベット川なので、
リベット谷にある蒸留所と分類される。
「納屋の形をした小さな丘」と言う意味なのだが、
このウィスキーは私が初めて口にした。
シングルモルトウィスキーなのだ。
20代前半、時はバブル、
まだ、シングルモルトは珍しく、
見掛けなかった。
そんな時、グアムに旅行に、
その免税店で、
妙な形のボトルを見た。
なんだろう、これ?
と、思い買ってみた。
その時代は、殆どがバーボン、
バーボン全盛期だった。
シングルモルトの本なども無く、
資料、ましてや、パソコンも無い、
そして、私は日本人、
水で割って飲んでみた。
な、なんだこれは、驚くべき強烈な個性、
と、その時は思った。
が、今ではストレートで、抵抗無く飲める。
しかし、その時のお酒が「トミントール」だったと、
解るのには、かなり時間が掛かった。
「土屋守」氏のお書きになった。
「シングルモルトウィスキー大全」
そこに一度見たら、忘れられない、
不思議な形のボトルが、
それがこの「トミントール」だった。
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