黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

イエルナブエナ 大ピンチ!

暑さ、寒さに強く、

「蒸す」蒸される事に弱いと、

ネットに書かれていた。

キューバのハーブ、イエルナブエナだが、

 

そうなのかと、試しに、

毎年、やる事をせずに、

水やりを、日が沈んでからにしていたが、

あまりの暑さに、心配になり、昼間に見に行くと、

完全に、ぐったりと萎れていた。

これが、暑さに強いとは、とても思えない、

まあ、それが、ネット情報である。

これも、良く驚かれるが、

 

キューバの平均気温は27℃

常夏の国では無い、

その国に生息する植物なのだから、

当然だろう、その日の大阪の気温は、

37℃、体感温度39℃、

その猛烈な暑さの中、慌てて自転車で走った。

数年前、園芸のプロの方が書かれている。

サイトに、ハーブの中には、

 

暑さ、寒さ、直射日光に弱い物があると、

イエルバブエナとは、限定されていないが、

それを、読んで、毎年していた事がある。

日陰を作る事である。

が、少しサイズが合わないのと、

台風を警戒し、流木を調整して、

しっかりと、固定しなおし、余分な部分を、

電動のこぎりでカットして、

もう、滝のようにどころでは無い、

洪水のように、汗が流れ、

頭がクラクラして来て、何をしているのか、

解らなくなって来たが、モヒートの為に、

すだれの日陰完了!毎回、思うが少し変だが、

まあ、仕方ない、で、予備の分は、

取り敢えず、室外機の横に避難させた。

まあ、ネットの記事を信用した罰である。

と、言うか、単に実験したまでである。

トライ&エラー、それが経験となる。

やはり、経験にまさる物は無い、

寒さに強いと言うのも、眉唾物である。

 

一度、かなり寒い冬に、

越冬出来なかった事がある。

まあ、私は園芸のプロでは無いので、

暑さ、寒さに強いと言うのは、

 

一体どこでの話なのか?で、ある。

北海道の話なのか、沖縄の話なのか、

正確に言えば、何度まで耐えれるのか、

まあ、それも無かったので、

 

結局は、良く解らない、

私が、何度も言うのは、こういう、

ネット情報を、リアルに持ち込み、

あたかも、自分が経験したように、

 

話すのは、どうかと言う事である。

数年前に、こういう人が居た。

あるウイスキーの話を、他のお客さんと、

話していたら、いきなり話しに割り込み、

 

長々と、語り出した。

次に、別のウイスキーの話しになると、

又、いきなり割り込み、長々と、

語り出した。色々と飲まれてますね?

 

と、尋ねると、いや飲んでないと、

その人の言い分は、飲んで無いからこそ、

ネットで調べたのだと、

はあ~、そうですか、と、しか言えないが、

 

完全におかしいが、正論でもある。

この、何かの話をすると、自分の話にする人を

「会話ドロボー」と呼ばれ、

発達障害や、アスペルガー自閉症ADHD

 

等と書いているが、いやいや、

単なる重度のネット依存だと、私は思う、

これを、「会話ドロボー」では無く、

私は「キーワード反応」と呼んでいる。

 

毎日、毎日キーワードでばかり、

検索し続ける事で、自分自身が、

パソコンと同化し、アンテナを張り出し、

自分の知るキーワードが出ると、

 

いきなり、にわかに目が光り、反応する。

が、逆に興味の無い事は、全てシャットダウン!

これは、飲食店関係者の知人や、

友人たちからも、良く聞くのだが、

 

ここ10年、やたらと急増して来たと、

その話の内容も、日常会話の粋を遥かに越え、

専門的な話となり、自分の知識を、

一通り、披露しないと終わらないので、

 

かなり長い時間掛かるのだが、

誰も、そんな専門的な詳しい話は、

解らないし、求めてもいないし、

自分で、何かをした。実体験、

 

自分の経験談では無いのだが、

話す方は、あたかも教えて進ぜようと、

どんどん高揚してくる。

私は、仕事だから聞いているが、

 

居合わせたお客さん達は、単なる被害者、

完全なる無差別テロ、

しかも、話が長く止まらないので、

その場から動けない、

 

が、こういう人は、人の顔色が全く解らないので、

天井を向こうが、仕方なく洗い物をしようが、

お構いなしで、話し続ける。なので、

重度のネット依存症である事が、

 

解るのだが、本人は解らないようだ、

ネットの知識が悪いとは言わないが、

会話とは、キャッチボールで、

一方的に話すのは、授業、講義、セミナーになる。

 

確かに知識は、必要で大事だが、

知識は、経験が伴ってこそでは?

飲んで無いウイスキーの話等、

その人に、とっては面白く、

 

楽しいかも知れないが、

他の人にとっては、どうかと言う事、

単に妄想、空想の類である。

ネットには、色んな情報で溢れている。

 

その全てが正しい訳が無い、

が、何故、そんなにも、情報が溢れるのか、

それは、なんら責任が無いからである。

何らかの責任追及があるのなら、

 

誰も書かないだろう、

それよりも、洪水のように汗をかく、

経験の方が、遥かに大事なのでは

ネットの知識だけで、世の中に通用するなら、

 

どんな職業にもなれる事になる。

プロのレーサーにも、一流のメカニックにも、

プロのカメラマンにも、バーテンダーにも、

では、何故ならないのか、それが答えでは?

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