黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

アードベッグ 17年


この下町ではあまり喜ぶ方も居ないだろう、

20年ぶりの復活だが、

高いわ!w
昔、幾らだったかな多分5000円~7000円ぐらいだったような、

何本か買った覚えはあるのだが、

どうだったのか記憶が無いのだが、

2000年の半ば頃だったが、

その頃なら蒸留所が休止してから

スタンダードの10年が発売されるまでの

アードベッグ10年への道」シリーズの

「ベリーヤング」6年「スティルヤング」8年

「オールモストゼア」9年が

カスクストレングスだった事もあり印象が強い、

10年が出来上がって来る過程を表しているのだが

中でも「オールモストゼア」が一番長熟となるので、

かなり円やかになっているだろうと油断したら、

まさかの強烈、飲み込むのを躊躇った。
まあ、今から買う事は難しいが

もう一度飲んでみたい一本である。

80年代~90年代にウイスキーが売れない時代があり、

多くの蒸留所が停止、休止、閉鎖に追い込まれたが、

アードベッググレンモーレンジに救われ、

ボウモアサントリーさんに、

この時「美味しんぼ」と言う漫画の影響で

サントリーさんがボウモアを買ったと大騒ぎに、

いやいやボウモアの蒸留所は従業員10名足らず、

サントリーさんは巨大企業、

例えるならトヨタの本社

町の小さな板金工場を買うようなものである。
又、サントリーさんが入って、

ボウモアの味が悪くなったと未だに言っている

50代60代のおじさんが居るが、

自分でウイスキーを解っていないと言っているのと同じ、

サントリーさんが入らずとも

シングルモルトの味は年代で変化するのは、

今や当たり前の話である。

しかもその時オーヘントッシャンサントリーさんは手に入れているが、

それは誰も言わないし

まずオーヘントッシャン自体知らない人が多かった。

まあ、あの漫画は今から考えればカスハラの嵐であり、

似非グルメを大量に作った事は確かだろう・・・

又、つまらない事を書いてしまった。
値段は他店とのバランスもありますので、

お店で確認して下さい!
と、20年ほど前のシングルモルトの話が出来るかた求む!