黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 62 待望の蒸留所 5

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多分、蒸留所の当時のスタッフの、

記念写真だろうと、思うが、

歴史を感じさせる。

操業は1892年なので、

 

日本では、アサヒビールの前身である。

大阪麦酒会社から、

アサヒビールが発売された年である。

この大阪麦酒の創業者が、

 

堺の酒造家、鳥井駒吉氏で、

サントリー創業者である。

鳥井信治郎氏は、その頃、まだ13歳、

お二人に関係は無いが、

 

お酒に縁のある名前である。

それは、良いのだが、多くの工程を通り、

手間暇掛け造られるウイスキー

特にバルヴェニーは、

 

フロアーモルティングもあり、

グレンフィデックの大吟醸と、

呼ばれるのは、そういう点でもある。

それでは、そのバルヴェニーの試飲を!

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ティスティングルームのようだが、

貸し切り状態、これならかなり、

集中出来るだろう、集中出来なければ、

やはり、テイスティングは難しい、

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今回のラインナップは、この6本のようだ。

左から、バルヴェニーの、

セカンドのレッドローズ21年

オーストラリアのシラーズの、

 

赤ワインの樽での熟成、

次が、シングルバレルの21年、

次が、TUN タン1509

かなり熟成年数の高い数種類の樽の、

 

ノンエイジバッテングだが、

日本では、5万円程で販売されている。

次が、ウィークオブピート17年だが、

バルヴェニーは基本、ノンピートだが、

 

年に一週間だけ、ピート(泥炭)を焚く、

それが、ウィークオブピートである。

最後が、カリビアンオーク14年は、

オーク樽で熟成させたのちに、

 

カリブラムの樽に入れた物、

いやまあ、色々とあるが、

これは、あくまで蒸留所のテイスティングの、

リポートですから、新入荷の案内、

 

入荷予定の案内では、ありませんので、

くれぐれも、勘違い、お間違いなきよう、

お願いします。しかし、このラインナップは、

当店で扱うには、かなり難しいだろう、

 

その辺りのご理解も宜しくお願いします。

最後に、ショップの棚に、

高価そうなバルヴェニーが、

沢山並んでいたが、

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これ、どれぐらいのお値段なのだろうか、

多分、この棚の物だけで、

高級車が十分買えそうなのだが、

その中でも、これは何だ?

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どう見ても、ブランデーのような、

ボトルなのだが、良く見えないが、

その隣のボトルは、

もうブランデーにしか見えない、

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やはり、これらは、かなり昔に、

フランス向けに、作られた物では無いかと、

推測するが、どういう味わいで、

一体、お幾らなのか、

 

気になって仕方が無い、

機会があれば、今度聞いて貰う事にしよう、

しかし、何でも知ってるようで、

何も知らなかった事が、

 

浮き彫りとなる。このスコットランドだより、

と、やはり情報である。

急激に増えた情報量で、細かい部分まで、

解るようになって来たが、

 

その分、覚える事は多いが、

バルヴェニーに関しては、

フロアーモルティングと言う、

時間が掛かり、重労働である。

 

古典的な精麦法が、

味わいに反映していると言う事だけでも、

忘れずに飲む事にしたいと思う、

モルトマン達に、スランージ・ヴァー!

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              END

※蔓延防止の時短要請により、

3月7日~3月21日まで、

臨時休業とさせて頂きます。

ご了承の程よろしくお願いします。