多分、蒸留所の当時のスタッフの、
記念写真だろうと、思うが、
歴史を感じさせる。
操業は1892年なので、
日本では、アサヒビールの前身である。
大阪麦酒会社から、
アサヒビールが発売された年である。
この大阪麦酒の創業者が、
堺の酒造家、鳥井駒吉氏で、
サントリー創業者である。
鳥井信治郎氏は、その頃、まだ13歳、
お二人に関係は無いが、
お酒に縁のある名前である。
それは、良いのだが、多くの工程を通り、
手間暇掛け造られるウイスキー、
特にバルヴェニーは、
フロアーモルティングもあり、
グレンフィデックの大吟醸と、
呼ばれるのは、そういう点でもある。
それでは、そのバルヴェニーの試飲を!
ティスティングルームのようだが、
貸し切り状態、これならかなり、
集中出来るだろう、集中出来なければ、
やはり、テイスティングは難しい、
今回のラインナップは、この6本のようだ。
左から、バルヴェニーの、
セカンドのレッドローズ21年
オーストラリアのシラーズの、
赤ワインの樽での熟成、
次が、シングルバレルの21年、
次が、TUN タン1509
かなり熟成年数の高い数種類の樽の、
ノンエイジバッテングだが、
日本では、5万円程で販売されている。
次が、ウィークオブピート17年だが、
バルヴェニーは基本、ノンピートだが、
年に一週間だけ、ピート(泥炭)を焚く、
それが、ウィークオブピートである。
最後が、カリビアンオーク14年は、
オーク樽で熟成させたのちに、
カリブラムの樽に入れた物、
いやまあ、色々とあるが、
これは、あくまで蒸留所のテイスティングの、
リポートですから、新入荷の案内、
入荷予定の案内では、ありませんので、
くれぐれも、勘違い、お間違いなきよう、
お願いします。しかし、このラインナップは、
当店で扱うには、かなり難しいだろう、
その辺りのご理解も宜しくお願いします。
最後に、ショップの棚に、
高価そうなバルヴェニーが、
沢山並んでいたが、
これ、どれぐらいのお値段なのだろうか、
多分、この棚の物だけで、
高級車が十分買えそうなのだが、
その中でも、これは何だ?
どう見ても、ブランデーのような、
ボトルなのだが、良く見えないが、
その隣のボトルは、
もうブランデーにしか見えない、
やはり、これらは、かなり昔に、
フランス向けに、作られた物では無いかと、
推測するが、どういう味わいで、
一体、お幾らなのか、
気になって仕方が無い、
機会があれば、今度聞いて貰う事にしよう、
しかし、何でも知ってるようで、
何も知らなかった事が、
浮き彫りとなる。このスコットランドだより、
と、やはり情報である。
急激に増えた情報量で、細かい部分まで、
解るようになって来たが、
その分、覚える事は多いが、
バルヴェニーに関しては、
フロアーモルティングと言う、
時間が掛かり、重労働である。
古典的な精麦法が、
味わいに反映していると言う事だけでも、
忘れずに飲む事にしたいと思う、
モルトマン達に、スランージ・ヴァー!
END
※蔓延防止の時短要請により、
3月7日~3月21日まで、
臨時休業とさせて頂きます。
ご了承の程よろしくお願いします。