黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 秋のモルト 4

すっかり、秋になり、

そろそろ寒くなって来ましたが、

そんな秋に似合うモルトを、

と、紹介していますが、

 

これも、外せないだろう、

が、やはりオロロソシェリー樽と、

ペドロヒメニスの樽になるのか、

が、これは・・・

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10年間は、バーボン樽で熟成している。

グレンモーレンジ12年 ラサンタ、

その後の2年がオロロソと、

ペドロヒメニスと言う事だが、

 

故に、ファーストアタックの香りは、

バーボンが来る。

膠、いやセメダインのような、

しかし、若い時に、

 

良く飲んでいたバーボンは、

リカちゃん人形の偽物の、

安い、リカちゃんもどき人形の、

手足のような香りだったが、

 

現在、そのバーボンは、

改善されたのか、変わったのか、

違う香りになっている。

一応、銘柄は伏せておくが、

 

と、この樽のリサイクルだが、

バーボンも法律を変えて、

これを認めれば、

色々と幅が広がり面白くなるのだが、

 

例えば、ターキーのシェリカスク等、

が、バーボン特有の武骨さが無くなるようで、

それは、それで、どうだろうなのだが、

話は戻して、グレンモーレンジは、

 

ポットスチルの背が高い、

故にクリーンなアルコールを造る。

故に、樽の影響を受けやすい、

私も、樽違いの商品を、

 

初めて、色々と飲んだのは、

グレンモーレンジだった。

あの頃のボトル、現在、一体幾らするだろう、

そう言えば、ビンテージ1977も、

 

持っていたが、あれはクリーン過ぎて、

あまり印象が無い、

豪華な木箱に入っていたのだが、

確か、空き瓶と木箱を、

 

誰かにあげたと思うが、

いや、まあ、それは良いのだが、

情熱と言う名のラサンタ、

是非、秋の夜長にどうですか?

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