黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 頑なに・・・

2018年の春ごろだったか、

需要が供給を上回り、

いきなり、値が跳ね上がった。

スプリングバンク

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モルトの香水と呼ばれ、

香りに特化した銘酒、

キャンベルタウンの港町で、

造られている。

 

このキャンベルタウンは、

以前はウイスキーの都とまで言われ、

30もの蒸留所が、

ひしめき合っていたが、

 

禁酒法時代、粗悪なウイスキーを、

造り出し、その名声を地に落とした。

今では、三つの蒸留所を残すのみ、

その中で、頑なに、

 

ウイスキー造りの全工程を、

自社で賄っている。

唯一の蒸留所、それが、

スプリングバンクである。

 

手間も時間も掛かる。

フロアモルティングから、

ボトリングまで、

そう考えると、

 

値段の高さも納得がいく、

国産ウイスキーの、

年数非表示のノンビンテージが、

凄い値段になっている。

 

理屈が解っていれば、

同じ値段なら、

当然、スプリングバンクなのだが、

まだまだ、ウイスキーが理解されていない、

 

奮闘努力の甲斐も無く・・・

で、ある。

まあ、BARと名乗って、

スプリングバンクが無ければ、

 

話にならない、

そういうウイスキーである。

香りを楽しむウイスキーの代表格、

是非、ストレートで!

 

 

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