これで、何本目か、
確か、4本、
まあ、一般の家庭なら、
一生かかっても使いきれない、
研究室等で、試験管等に巻く、
パラフィルムなのだが、
これを開封した。
シングルモルトに巻き、
経年変化を抑えようと、
言うものなのだが、
残念だが、経験上、無理・・・
イメージ的には、
少しスピードを下げるぐらいだろう、
やはり、一度空気に触れると、
経年変化は始まる。
が、コルクの渇きを、
少し和らげるようにも思う、
と、まだまだBARに理解が無い、
下町では、いきなり栓を引き抜き、
ボトルの匂いを嗅ぐと言う、
暴挙に出られる方が、
何人か居られたが、
それを防ぐ事が出来るようになったのは、
この、パラフィルムのおかげである。
暫く出ていないウイスキーの、
コルクは乾いているので、
無理に力を加えると、
折れて、ボトルの中に入れば、
売り物にはならない、
何十年やっても、
慎重の上に慎重に、
力の掛け方にもコツがいる。
年代物のオールドボトルなどは、
静かに横にして、
暫く待たないと、
開封出来ない、
100年以上前のブランデーを、
開ける時は、一週間ほど、
横にし、開封に30分ほど掛った。
いや、そういう話では無く、
パラフィルムだが、
今は、開封したら、
ガスを入れ、パラフィルムで巻く方も、
居られるようだが、
ガスには、些か抵抗がある。
味が逆に変わりそうな、
その点には知識が無いので、
まあ、経年変化も、
結局は好みの問題なので、
決して悪では無い、
が、テイスティングを、
書かれている方が、
このネットには沢山居られるが、
極端な変化をする物もある。
最近では、アランの21年、
代表的な物では、
伝説のブラックボウモア、
開封直後と、二週間後は、
全く違う飲み物だった。
故に開封して、何日か、
何週間か、何年か、
これも、大事な要素であると、
私は思う、
まあ、経年変化は止められないが、
今夜も、せっせと、
パラフィルムを巻こう、
もっと何重に巻いたら少しマシかな、
いや、開ける時面倒くさい・・・