秋のモルトと、
ベンリアックとグレンドロナックを、
紹介したが、
大御所がまだ居る。
旧エドラダワー10年、
スリムボトル、
もう、残り僅かで、
かなり、抜け感がある。
やはり、幾らパラフィルムを、
巻いて、暗所で保管しても、
経年変化は止められないが、
あくまで、変化であり、
その事が吉となる事もあり、
何とも言えないのだが、
このエドラダワーに関しては、
開封後の経年変化より、
本来の物の変化が目まぐるしい、
初めは、「魔法のモルト」と、
評され、その後の改訂版で、
パヒュームの強さを指摘されたが、
私の乏しい経験上の話を、
私なりに整理すると、
こうなるのだが確証は無い、
Aスリムボトル → 魔法のモルト
Bダンビーボトル初期→ ココナッツミルク
Cダンビーボトル中期→ パヒューム
Dダンビーボトル後期→ 現在のボトル
このB~Dまでの期間が、
かなり短かった。
そして、Cの発売以降から、
樽の違う、様々なアイテムが、
登場し、それに気を取られ、
本来のエドラダワーを、
見失い、その時点で、
蒸留所は徹底的に、
掃除をしたようで、
それが現在のボトルで、
現在のボトルになると、
朴訥、いや素直なモルトになっていた。
そのCになる前の、
ごく短期間に、強烈なココナッツミルクの、
香りを放った時期があったと、
思うのだが、やはり幻想だろうかと、
10年程、探し続けているのだが、
で、これでは無いかと、
購入した。ダンビー初期と思われる。
ボトルだが、パヒュームが出ていた・・・
まあ、これは何度も書いたが、
正確なラベルの見分け方も、
無いと思うので、どうにも出来ない、
サーフボードに塗る。
SEXワックスや、日焼けをする。
コパトーンのココナッツミルクの、
ような香りだった記憶がある。
が、その次が、確かに洗剤のような、
洗剤、パヒューム・・・
と、言えば恐ろしい、
エドラダワーを持っている。
パヒューム香を越え、
まさかのパヒューム味・・・
エドラダワー30年、
偶然見つかった1973年の樽?
おいおい、そんな樽が、
何故、偶然見つかるのだ。
その時点で闇が深過ぎる。
まあ、違う意味で、
一生忘れられないウイスキーだろう・・・