黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ジン&トニック

日本では、戦国時代、

1600年代に、海外では

キナと言う木から、

キニーネと言う、

 

マラリアに効果のある。

成分が発見される。

それから、200年以上経ち、

インドに駐在していた。

 

英国軍の間で、

マラリアの予防薬として、

キニーネに水と、砂糖を加えた。

強壮水、トニックウォーターが生まれる。

 

時を戻して、1660年、

オランダはライデン大学の医師、

フランシスク・シルヴィウス氏が、

植民地の熱病の対策の為に、

 

ジュニパーベリーを酒に、

浸し、解熱、利尿効果等のある。

ジンを発明した。

と、私は書物で読んだが、

 

こういう記述も見つけた。

氏が幼少の頃から、

既にジンは存在していたと、

と、言う事は薬用効果を、

 

発見したと言う事なのか、

と、言う風に、

時が経てば、色々と情報が変わる。

トニックもその一つで、

 

海外のトニックには、

初めに書いたキニーネが入っている。

苦味剤として、

しかし、日本で売られている物には、

 

そのキニーネは入っていない、

それは、劇薬指定だから、

と、言う記述を確かに見たのだが、

どうも、それは、ストリキニーネと言う、

 

別の物と間違っていたようで、

いつの間にか、訂正されている。

が、この間違いは、

まさかの名作アニメ

 

母をたずねて三千里」の、

劇中でも起こる。

肺病の薬としてストリキニーネを、

与えたようだが、

 

再放送で、テロップで、

キニーネの間違いであると、

訂正が入ったようだ。

しかし、キニーネ自体にも、

 

副作用があるようだが、

少量なら問題は無いようだが、

先にも書いたが、

日本で売られているトニックには、

 

このキニーネが入っていない、

のだが、私もかなり前から、

使っているが、抽出物が入った物がある。

ジントニックと言うカクテルの味を、

 

劇的に変えるには、

ジンよりも、トニックである。

長年、試行錯誤して来たが、

現在は、定着いている。

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 フィバーツリープレミアムトニックウォーター

確かにこれを飲むと、

他社のトニックが、甘く過ぎて、

舌に残る。

 

ジントニックはBARの顔と、

言われ、皆、究極のジントニックを、

研究されているが、

やはり、嗜好品故、好みだろう・・・

 

と、結論を出し、

ゴードン、タンカレー、ブードルズ、

等など、冷凍庫で冷えているが、

指示が無い限り、ビーフィターを使い、

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夏場のカクテルと言う事もあり、

冷気を上げるため、

良く冷やした銅製のマグカップを、

私は使用している。

 

他社のトニックより、

割高だが、やはり少しでも、

と、言う向上心は、

衰えない、

 

が、このトニックは、

炭酸が弱い、

炭酸が強いと、キリっと清涼感は出るが、

甘みを消してしまう、

 

苦味剤としての、

キニーネが入っている事での、

考慮であろう、

なので、炭酸が抜けているのでは無い、

 

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最後に、ジントニックとは、

結果的に、薬+薬と言う、

カクテルと言う事に、

なります。

 

と、言う事を、

伝えたくて、

書きました。

誰に?

 

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