黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ウイスキーくじ プロ 2

大手酒販業者の、

リカーマウンテンさん、

略して、リカマンさんが、

ウイスキーの福袋、

 

ウイスキーくじを時折、

販売しているが、あまりSNS等でも、

大当たりを引いたと言うのを、

聞いた事が無いのだが、

 

まあ、一応お値段は2本合わせて、

少し安い設定になっているが、

いつも、1本が微妙・・・

今回は、プロ用ウイスキーくじなのだが、

f:id:BARin:20210227200159j:plain

ロッホローモンドのシングルグレーンを、

引いてしまって、思わず、

舌打ちしてしまった。

が、もう一本に期待して引っ張り出すと、

 

ブ、ブレンディドモルト

えっ!いやこのラベルは?

ネットで何度か見ていた。

そうだロールスロイス

f:id:BARin:20210227202216j:plain

いきなり後光が射した。

驚いた。これは幻の、

いや、まあ大袈裟だが、

ザ・ファイネスト・スペイサイド、

 

まさかの32年で、これは、

ティースプーンモルトと呼ばれる。

ティースプーン一杯でも、

他のモルトが混ざれば、

 

法律上蒸留所名は名乗れない、

のだが、スペイサイドで、

モルトロールスロイス

呼ばれる物が99,999・・・%、

 

と、ティースプーン一杯分だけが、

違う銘柄のモルトウイスキーと言う事だ。

蒸留所が違うモルトウイスキーを、

混ぜる事で、ブレンディドモルト

 

バッテングモルト等と呼ばれるが、

これは、樽にほんの僅か、

ティースプーン一杯程の、

他の蒸留所のモルトが含まれる。

 

なのでティースプーンモルトと、

言う風に呼ばれるのだが、

では何故ティースプーンが存在するのか?

なのだが、ボトラーズ業者と、

 

オフィシャルの競合を防ぐため、

ブレンディドの供給用に造った物が、

掃けなかった場合等とあるが、

要は、蒸留所側が、蒸留所名を、

 

出して欲しく無いと言う事、

ブランドイメージを損なう事に、

なりかねないと言う事、

そう書くとネガティブ発言になるが、

 

まあ、あまり深堀せず、

何らかの大人の事情と、

言う事にしておこう、

しかし、このボトル1987年蒸留、

 

記憶が定かでは無いが、

ロールスロイスなら、

かなり昔に1985年を飲んで、

良い印象があるのだが、

 

87年ならかなり近い、

しかし、32年、かなりの超熟で、

30年も25年も10数年前は、

何度も飲んだが、30年の青い箱より、

 

木箱の25年の印象の方が、

強く残っている。

が、これがオフィシャルなら、

とんでもないお値段になるが、

 

売り出し価格は¥36、300-

が、ヤフオクでは、今年の2月21日に、

¥65,000-で落札されている。

が、これ、どうなんだろうか???

f:id:BARin:20210227212053j:plain

スペイサイドで、

モルトロールスロイスで、

シェリー樽のティースプーンモルト

はてさて、どうしたものかと、

 

只今検討中・・・暫しお待ちを!

このティースプーンモルトは他にも、

色々と販売されてます。興味があれば、

飲まれてみては如何ですか?