黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 63 待望の蒸留所追記 1

まだまだかなりの数の感染者、

お亡くなりになられた方も多い中、

時短解除に向かっている。

接客業としては、かなり不安だが、

 

困難から逃げても、新たな困難を、

生むだけ、こういう時こそ、

酒は良き友であると信じ、

頑張ろう!

 

バルヴェニーの蒸留所で、

キルンの床の画像が無いと、

ブログに書いたら、

スコットランド在住のケイスケ君から、

 

これですと、画像が送られて来た。

キルンとは、麦芽を燻す場所だが、

ピート(泥炭)と石炭があり、

石炭なら、ノンピートとなる。

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ここに、石炭を入れ、

麦芽を燻すのだが、煙が上に上がり、

この床に麦芽が敷き詰められる。

まあ、上から下に、又上にと大変である。

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この工程を行う蒸留所は、

今では、殆どなく、貴重なのだが、

今回の見学で難航したのは、

案内の方が、まだ2回目で、

 

その方自身が、あまり解らなかったようで、

いや、まあ、日本の蒸留所でも、

案内の方は、案内の仕事で、

蒸留所の従業員では無いので、

 

あまり、専門的な質問には、

答えられないし、そういう質問をするのも、

如何なものかと、余程好きでは無いと、

若い女性の案内の方では、

 

詳しい事は、良く解らないだろう、

と、キルンの無い蒸留所で、

キルンを見せてくれと言ったら、

確実に嫌味である。

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で、この機械が何かも解らなかったのだが、

多分、旧式のモルトミル、粉砕機ではと、

推測するのだが、下に麦芽らしき物が、

落ちている。

 

解りにくい説明で、申し訳ないが、

麦芽を作るだけでも、

大変な作業と言うのは、

伝わったと思う、

 

正に、クラフトウイスキーと、

言う名が相応しい、

バルヴェニーである。

次は、何か買って来て貰おう・・・

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※蔓延防止の時短要請により、

3月7日~3月21日まで、

臨時休業とさせて頂きます。

ご了承の程よろしくお願いします。