黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

クリスマスだと言うのに・・・

クリスマスだと言うのに、

違う意味で世間が騒がしい、暗いニュースが続く、

そして、遂にオミクロン株なるものが、

大阪に現れた。不安であるが、

 

まあ、人生常に不安なので大差は無い、

しかし、あまりにも陰惨な事件で、

言葉もない・・・

北新地の入り口、あの左にある薬屋さんで、

 

何時も、安いドリンク剤を買い、

その横の道を通って、勤めていたBARに行くため、

北新地に入っていた。

あれは、もう30年以上も前になるのか、

 

しかし、どこからそれだけの殺意が、

芽生えるのか、恐ろしい話なのだが、

確かに、世の中、ややこしい人が増えたのは、

確かであるが、これもネットの弊害だろう、

 

自分の好きな事、興味のある事だけ、

とことん深掘りする人達が多くなった。

結果、一点集中になり、偏りが生まれ、

一般の方では理解できない所まで行き、

 

人に理解されない、疎外されているとなる。

いやいや、貴方が人々の往来を避け、

一人でけもの道を、ひらすら進んでいるのだ。

誰も、付いていけないのは当たり前、

 

なのに、人とそりが合わない、

人と馴染めない、コミュニケーション障害だと、

いやいや、それは、自分で下剤を大量に飲んで、

お腹を下した。みたいな話なのだが、

 

ただ単に、自分の好きな話を、

気の合う人とだけ話したいと言うだけの、

単純な話なのでは、と、思うのだが、

しかし、話と言っても会話では無く、

 

最近は、自分の有り余る知識だけを、

ダムが決壊し水が飛び出すように、息もつかずに、

話し出す。大学の講義と化す人も多い、

こちらは、一方的に聞くしかない、

 

300kmの豪速球のバッティングマシーン、

打ち返す事など出来ない、

が、話す方は目が輝き、ビームが出そうなのだが、

聞く人に、聞く意思が無く、興味も無ければ、

 

拷問、苦痛以外の何者でも無いが、

話し出すと、どんどん高揚し、身振り手振りで、

一人悦楽に浸りだす。ウイスキーもそうなのだが、

好きな人は、好きだろうが、

 

それは、世間全体の人口の割合では、

極僅かで、それがシングルモルトの、

希少品ともなれば、興味のある人など、

人口の0,1%に満たないだろう、

 

99%以上が、1000円でベロベロに、

なれる。千ベロや、3000円飲み放題の方を、

大多数の方が好むだろう、

そういう人とは、価値観が違うと言っても、

 

民主主義の多数決の世の中では、

一杯で数千円の酒を飲む方が、明らかに変人なのだ。

それが、BAR等でウイスキー好きが、

集まる場所等に行くと、

 

感覚が逆転するのだろう、

SNSもそうだが、好きな人が集まる。

周りに好きな人が沢山居る。

が、職場や同僚にウイスキー愛好家が居ない、

 

いや、そりゃ、居ないだろう、

逆に、ウイスキー愛好家だらけの、

会社って、冷静に考えておかしいだろう、

私はワイン、私は日本酒、私はビール、

 

これが、当然なのだが、偏りが酷くなると、

その辺りの、境界線がぼやけるのだろう、

何故、ウイスキーの良さを解らないのだ!

と、言う人も居るが、

 

私とて、仕事だからやっているが、

家では、ウイスキーを殆ど飲む事は無い、

ある意味冷めている。いや、線引きがなければ、

仕事には出来ないだろう、プライベートで、

 

ミュージカル女優や、俳優さんが、

踊りながら、歌いながら話して掛けて来たら、

うざくてたまらないだろう、

ミイラ取りがミイラと言う言葉もある。

 

このブログもそうだが、読みたい人は、

勿論、読んでも構わないが、一般の方には興味のない話、

理解できない事が多いので、当たり前だが、

強制はしていない、自分から星を付ける事も、

 

極力しないのは、その為である。

人口の90%以上は、興味も無く、理解も出来ない、

だから、アクセスも全く気にしなくなった。

アクセスが欲しいなら、

 

可愛いいワンちゃんの話方が、

沢山の方に読ん貰えるだろう、

ウイスキーが子犬を逆転する事は、

どう考えても難しいだろう、

 

向こうは一日で数万アクセスあるのだから、

が、多少でもウイスキーやBARに興味を、

持ってくれたらと思う一念で、

書き続けているのだが、これも、

 

諸刃の剣、ネットの弊害が付きまとう、

ネット依存する人は、

日々、鬼のように検索を掛ける。

結果、キーワードに反応する。

 

胆略的単語反応とでも言うのか、

例えば、ウイスキーの名前を書く、

すると、それがキーワードとなり、

自分の中で物語が始まり、

 

妄想が膨らんで行くのか、

前後の文章を読んでないのか、

書き換えられるのか、違う話になり、

キーワードだけが刻印のように頭に残るようだ。

 

これ、新しい現代病の一種だと、

思うのだが、ここ10年ほど、

このキーワードに異常に反応を起こす人が、

桁違いに多くなっている。

 

他の人との会話中にも、得意なキーワードが出れば、

いきなり反応し、割り込んで来て、

自分の知識の方へ進み、語り出す。

あたかも、何かの使命のように、

 

まるで、悪魔を呼び出す呪文のようだ。

京都の事件は、犯人が、何かのキーワードに反応し、

キーワード=盗用と、妄想ストーリーが展開し、

結果、犯行に及んだと私は思っている。

 

が、京都も、今回も、だからと言って、

人間の所業では無い、こういう状況では、

メリークリスマスとも言えない、

悲しいクリスマスである。

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