黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 68 長い名前 4

さあ、大詰めになって来た。

ロイヤルロッホナガー蒸留所だが、

やはり最後は、ティスティングルーム、

そして、ショップの方へ、

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棚の上部に、高そうな物がある。

26年となっているが、

見たことが無い、まあ、見た事が無い物が、

多くて当然で、何十年と仕事でやっていても、

 

飲んだ事のある物等、ウイスキーだけでも、

金毘羅さんの785の石段の、

5段目を登ったぐらいだと思う、

だからこそ、面白いし、飽き無いのだろう、

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今回の試飲だが、左がスタンダードの12年、

一番右が、17年、2021年の初め頃、

発売されていたが、購入はしていない、

175周年の記念ボトル、

 

余談だが、175周年記念、

日本では中途半端な周年だが、

以前、私はこれをプルーフ

アルコール度数に由来すると思っていた。

 

例えば、アメリカンプルーフでは100ならば、

日本では50%となり、0.5倍となるが、

イギリスのブリティッシュプルーフだと、

0.571倍の計算となる。

 

100ブリティッシュプルーフだと、

日本では57.1%となる。

故に、175を、0,571倍すると、

100%のピアアルコールなので、

 

175周年記念と言う物があるのだと、

が、全くそうでは無く、ウイスキーに限らず、

様々なメーカーで、175周年記念がある。

世界的には、この175周年を祝う慣習があり、

 

時計のメーカーや、切手やテディーベア、

フィルハーモーニー管弦楽団や、

現在は日本でも、この175周年記念は多々ある。

この次が200周年のバイセンテナリーとなる。

 

ボウモアラフロイグ、ラガブーリン、

ラガヴァーリン等の記念ボトルがある。

その17年のボトルが、

蒸留所では、売られていたが、

 

現在、プレミアが付いているので、

大量に買って、転売すれば、

かなり儲かるのではと思うが、

仕事としてはつまらないので、止めた。

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しかし、175周年、200周年、

生きてはいないだろうが、

250周年、300周年となれば、

どういう味わいになっているのか、

 

想像すると、飲めなくても楽しくなる。

と、同時に、歴史の狭間の、

ほんの一瞬を生きているのだと、

実感して、今日はこの辺りで・・・

        つづく・・・

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