さあ、大詰めになって来た。
ロイヤルロッホナガー蒸留所だが、
やはり最後は、ティスティングルーム、
そして、ショップの方へ、
棚の上部に、高そうな物がある。
26年となっているが、
見たことが無い、まあ、見た事が無い物が、
多くて当然で、何十年と仕事でやっていても、
飲んだ事のある物等、ウイスキーだけでも、
金毘羅さんの785の石段の、
5段目を登ったぐらいだと思う、
だからこそ、面白いし、飽き無いのだろう、
今回の試飲だが、左がスタンダードの12年、
一番右が、17年、2021年の初め頃、
発売されていたが、購入はしていない、
175周年の記念ボトル、
余談だが、175周年記念、
日本では中途半端な周年だが、
以前、私はこれをプルーフ、
アルコール度数に由来すると思っていた。
日本では50%となり、0.5倍となるが、
0.571倍の計算となる。
日本では57.1%となる。
故に、175を、0,571倍すると、
100%のピアアルコールなので、
175周年記念と言う物があるのだと、
が、全くそうでは無く、ウイスキーに限らず、
様々なメーカーで、175周年記念がある。
世界的には、この175周年を祝う慣習があり、
時計のメーカーや、切手やテディーベア、
フィルハーモーニー管弦楽団や、
現在は日本でも、この175周年記念は多々ある。
この次が200周年のバイセンテナリーとなる。
ラガヴァーリン等の記念ボトルがある。
その17年のボトルが、
蒸留所では、売られていたが、
現在、プレミアが付いているので、
大量に買って、転売すれば、
かなり儲かるのではと思うが、
仕事としてはつまらないので、止めた。
しかし、175周年、200周年、
生きてはいないだろうが、
250周年、300周年となれば、
どういう味わいになっているのか、
想像すると、飲めなくても楽しくなる。
と、同時に、歴史の狭間の、
ほんの一瞬を生きているのだと、
実感して、今日はこの辺りで・・・
つづく・・・