少し蒸留棟で、解らない事があったが、
スコットランドはクライゲラキ、
ハイランダーインで働く、
当店の若き常連氏ケイスケ君が、
いきなり音信不通に・・・いや連絡は、
忙しくても、必ず返信があるのだが、
全くない、直感で何か大変な事が、
起こったのでは?と、思ったら、予感的中、
先週の金曜日から、土曜日まで、
クライゲラキを襲ったのは、
大規模停電、全く電気が使えず、
夜も、暖房無しで、震えながら、
過ごしたようだ。その後も、
何度か、連絡を入れたが、
まだ混乱していたようで、
なかなか返信が来ない、
日曜日の遅くに、やっと繋がるようになった。
原因は強風のようだが、詳しくは解らない、
まあ、兎に角、何事も無く、
無事で良かった。
ではでは、こちらはいつもの如く、
最終章に向かいましょう、
グレンファークラスのビジターセンター
&テイスティングルームへ
何だこの建物、中国?
いや、日本の五重塔のような、
感じにも見える。
屋根の上に、相輪のような物もある。
ポットスチル型の椅子は、
何度かネットや本で見掛けたが、
実に、お洒落である。
しかし、この中のボトル一体幾らするのか、
が、ファークラスは、
なかなか値上げせずに、
頑張ってくれている蒸留所だが、
いや、もう既に充分なのかも、
これは、もう宮殿では無いのか、
と、思えるような豪華さ、
こんなBARがあれば、一体幾ら取られるかと、
心配になる・・・なので、値段を、
ポンドなので、150円ぐらいを、
掛ければ、値段が・・・って、
1954年で、9.000ポンド、
約¥1.350.000-
まあ、特別なファミリーカスクなので、
最後に、このグレンファークラスだが、
昨日も書いたが、ピート(泥炭)を、
炊き込んでいない、ノンピートなので、
ピート香を感じない、その上、
色んなウイスキーを飲むと、
大体がピートの香りがあり、それが刷り込まれる。
一方、ノンピートは少ないので、たまに飲むと、
パブロフの条件反射的な事が起こる。
ピートの香り探し無いので、違和感を感じ、
頭の中で。???が起こる。
ピートが無く、シェリー香が上がれば、
香に締まりが無く、ぼやけたように錯覚するが、
それが、本来の香りであり、
グレンファークラスであると言う事を、
お忘れなく、ノンピートが主になれば、
逆にピート香が違和感となるはずである。
さあ、これで、レッド・ドアとお別れです。
次は、どこの蒸留所でしょうか?
※現在、ファークラスは、
8年と18年ですが、15年の旧ボトルが、
在庫であります。が、棚に入りきらないので、
今のところは、発売は未定です。
日本語に翻訳して読めますよ ↓