少し前に、記事に書いたが、
オークションにレアボトルが、
大量に放出されていた。
まあ、解る方には、
解るだろうが、
昔は普通に買えていたウイスキーが、
今では、とんでもない値段に、
なっている。
手の届くような、
値段では無い、
が、暇にまかせ、
あれこれと見ていたが、
数が多い、
何時間掛かったろうか、
二日目、又、カタカタと、
マウスを触って覗いていたら、
こ、これは・・・
何の変哲も無い、
現行のボトルなのだが、
裏に貼られていた。
シールを見て、
思わず覗き込んだ。
そうか、これか・・・
当店の常連氏なら、
何度か、私の話を聞いていると、
思うが、それも、
私の記憶上の話で、
確かなものでも無いのだが、
不思議な香りを放つ、
ウイスキーに出会った事があるのだが、
そのウイスキーは、
歳月と共に変化した。
その変化も素早く、
かなり短期間だった。
今のように情報も無く、
手探りのような状態だった時代、
何が起こっているのか、
私自身、知る由も無かった。
もう一度、会ってみたい、
と、願うが、年月は流れるだけで、
一向に手がかりさえ見つからない、
それが、今回のオークションで、
発見し、裏のシールで、
記憶が見事に蘇った。
そして・・・
つづく・・・