黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 ネガティブなのかパヒュームは・・・

補充の為、

又、新たに購入した。

スペイサイド最小蒸留所、

エドラダワー10年だが、

 

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年代により、色々と、味わいが変化した。

ウイスキーである。

一時期、パヒューム(洗剤のような香り)

が強くなり、蒸留所を徹底的に掃除し、

 

次に出て来たら、

朴訥とした。何の変哲の無い、

ウイスキーになっていたが、

そう考えると、

 

パヒュームがあった頃の方が、

個性があり、面白かったように、

今では思う、安っぽい化粧品や、

洗剤のような香りと、酷評され、

 

どうもパヒュームには、

マイナス、ネガティブイメージが強いが、

程度の差だと、私は思う、

あまりにもキツイと、

 

確かにウイスキーでは無く、

ただの洗剤としか思えないが、

微かだと、妙に心地いい事もある。

が、1973年の樽の、

 

エドラダワー30年は、

あれは、かなりキツイ、

香りだけでは、ウイスキーとは、

思えず、おまけに味わいも、

 

洗剤を水で溶かしたような、

と、パヒュームで驚いたのは、

マッカランのビンテージ1965、

かなり強めに出ていた。

 

ビンテージ1964が、あまりにも、

素晴らしい果実香を放ったので、

その違いに、かなり驚いた。

調べるとこの時期に、

 

ポットスチルを、7基増設したようで、

その影響では無いかと、

私は、思っている。

で、そろそろ、このエドラダワーも、

 

少し変化してくると、面白いのだが、

僅かだが、以前より色が濃いが、

あまりに、平坦な道では・・・

さあ!今回はどうだろうか?

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まっすぐな道で さみしい

      種田山頭火