全くすることが無い、
夜があった。
やけに明るい星が、
目に刺さる。
ああ、火星か・・・
公園で空を眺めていた。
と、何をしているんだ。
自転車に、乗ったり降りたり、
練習か?
さりげなく、近くに行くと、
ん?女の子か?かなり若い、
ん?外国の方?ブラジルかな?
私の娘達に、
自転車の練習を見てあげた記憶が無い、
まあ、昼間、私は寝ていたし、
友達同士で、練習していた。
ん?外国の方・・・
と、言うことは、
友達が居ないのかも、
う~ん・・・
♪ 口笛吹いて 空き地に行った
知らない子がやってきて
遊ばないかと 笑って言った
一人ぼっちは つまらない・・・
のだ。で、
「後ろを持ってあげる」と、
声を掛けた。
たどたどしい日本語で、
「大丈夫です」と、
が、強引に、
恐いのは、変質者と思われないかと、
まあ、いいか・・・
走った。走った。行け!
しかも、かなり長く、
なんか、私が嬉しい、
思わず、スタンディングオベーション!
その後も、
暫く見ていたが、
スピードの問題なんだが、
止まってる自転車でバランスを取るのは、
至難の技、
が、説明する自信が無いので、
バーイ!
神よ、早く乗れるようにしてあげてくれ・・・