この町の若い経営者話した。
当店もそうだが、
なかなか苦戦しているようだ。
それは、そうだろう、
この町の人口は減少をしているのに、
逆に店が増えたら、
お客さんの取り合いになる。
ならば、他からお客さんを呼べば良いのだが、
そうするには、何か特色や、
クオリティーを高めなければ、
安いだけの店では、他の町にも沢山ある。
そして、何より、
おもてなしの心が無ければ、
数ある町から、この「大正区」を、
選んで頂いているのだから、
川に挟まれているからか、
何故か、この町には閉鎖的な空気を感じる。
しかし、今やインターネットの普及で、
瞬時に世界に発信出来る時代、
そういう空気がある事が、
逆に不思議なのだが、
そんな話をしていた。
そういう私も、年末に少し戸惑った。
外国人観光客の多さに、
繁華街では中国人の人達で溢れているが、
私の店に来た方々は、
国籍は様々、
ブラジル、スリカンカ、アメリカ、
いや、書き出したらキリが無いのだが、
しかし、中国人のマナーが問題になっているが、
皆、礼儀正しく、日本をリスペクトしている。
そうなると、私の英語力では・・・
まあ、スマホの翻訳機能フル活用なのだが、
BARは世界共通、
海外でBARと言えば、
日本の居酒屋のようなもので、
普通にカクテルをオーダーしてくる。
まあ、当たり前なのだが、
BARと看板を上げている以上、
ありません、出来ませんでは、
話しにならない、いや失礼だ。
そんなに難しいカクテルは通らないので、
ある程度出来れば十分なのだが、
困るのは、IBAレシピ、
国際バーテンダー協会のレシピと、
NBA,日本バーテンダー協会のレシピ、
これが違う、海外の方は、
濃厚なカクテルを好む、
逆に日本人は繊細な味を好む、
ので、私はややIBAに近いレシピでお作りしている。
のだが、まあ、お世辞かは解らないが、
美味しいと言う言葉を良く貰っているので、
良いのだろう、と、自分は納得している。
しかし、来られる数が多い、
たまたま、外国人同士が出会うと、
店の中が、英語だらけになり、
そうなると、全く付いて行けない、
ポツンとなる。情けない・・・
で、何か無いかと色々と考え、
探し出した・・・
つづく・・・
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