先日、週刊誌の取材で、
娘が、私の凄いところは?
と、聞かれ、店にある全てのお酒を把握している。
と、答えていたが、
それは当たり前で、
自分が理解していないお酒を、
人に売る事は出来ない、
そして、これが一番いけない、
私の店は小さなお店で、
あまり広くない、
もっとお酒を置きたいのだが、
場所が無い、色々と工夫しているが、
限界がある。
この下町で店を構え、
BARに初めて来る方が多く、
皆、凄い数のお酒ですねと、
よく言われるが、
どこと比べて何だろうと、
いつも思う、
又、同じようにご商売をされている方達も、
驚かれる。
娘が勘違いするのも解る。
この小さな下町に無いだけだ。
BARは世界のお酒を取り扱う、
一生掛けても飲み切れない、
死ぬまで勉強、
そういう意味で、一番いけない事は、
「井の中の蛙」
この言葉に尽きる。
私の店のお酒の数は、
日本、いや、大阪のBARの中では、
少ない、いや少な過ぎると言う事だ。
世の中は広い、
数千種のシングルモルトウィスキーを揃えている店は、
沢山ある。
世界観を間違えてはいけない、
が、決してお酒の数で無い事は確かだが、
手にもしてなければ、
解るはずも無い、
この場所でこういう店をして、
何度も言われた言葉が、
「下町らしい商売をしろ!」
まあ、安くしろ、と、言っているのだが、
娘よ、立派な世界観を持たないと、
このような下らない、
大人になってしまう、
NHKの朝ドラで、今取り上げられている。
我が町「大正区」だが、
下町だからB級グルメでは決して無いと、
私は思う、
東京は、浅草、
下町と呼ばれる所に、
一軒のBARがある。
そのお店には、売るなら、
1ケースでも、1本でも無く、
一杯で300万円と言う、
お酒がある。
店内に3000種、
博物館に4500、
在庫の総数は7万本強・・・・
「井の中の蛙」になりたくなければ、
↓の動画を見た方がいいだろう、
是非この下町の皆様も観て戴きたい、
鑑定団にも登場する。あの方のお店です。
http://machi-log.jp/spot/108519
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