パソコン、今では欠かせない物に、
なって来ている。
確かにこれがあれば、
熟練工の長年の勘のような物も、
必要なくなるかもだが、
寂しい話のようにも思う、
なかなか普及せず、
まずはブレンディドウイスキーが、
世の中に出回ったのは、
品質の安定である。
去年と今年では味わいが違うでは、
話しにならないのだが、
今の世になっては、私はそれで良いと思う、
毎年、違う味の方が面白い、
まあ、そういう意味で、
造り手も、樽を変えたり、
樽を重ねたりと、手を変え品を変え、
ドンドン新作を出して来る。
いつまでも「これは、こんな味だったか?」等と、
言っている方が、既に変な人に、
なっている。シングルモルト、
いや、ウイスキーは年代で味わいや、
香りが変わる事は、既に常識である。
まあ、確かに中には、
不動の物もあるのだが、
それは、やはり称賛に価するだろう、
それでは、続きを、
典型的なダンネージ式、
天井が低く、床も土間のようだ。
ここで、今回の気になる点を、
発見したようだ。
小さな字を良く見ると、
ジムビームと書いている。
良く、バーボンバレルと言われるが、
銘柄は?と、前々から気になっていた。
確かに、バーボンは味わいの違いは、
シングルモルト程では無いが、
厳密には、全て味わいが違う、
これからは、そういう銘柄の、
表記も出て来るかもだ。
例えば、メーカーズマークバレルとか、
これは、アメリカでは樽はバレル、
国によって、呼び名が違い、
法律も違う、日本も日本の、
法律の中で、ウイスキーは造られている。
なので、全てが全く同じではない、
いつも思うのだが、ティスティング、
試飲なのだが、量が多いような気がする。
しかし、見た所、25年が開封直後のようだ。
この長期熟成クラスになると、
確実に、しかも解りやすく、
経年変化を起こすので、
このボトルの最後の方も、
飲んでみたいだろう、
最後に、このトラックに積まれている物は、
「ドラフ」と言い、簡単に言えば、
ウイスキーの搾りカス、
モルトのカスなのだが、
これが農家に運ばれ、家畜の飼料となる。
以前は、そのまま与えられていたが、
最近では「ダークグレイン」と言う、
飼料に加工されてから、
与えているようだが、
栄養はあるのかと素朴に疑問に思う、
これ「ドラフ」に関しての、
パイオニア的存在が、
オルトモアである。バランスの優れた。
シングルモルトではあるが、
如何せん、知名度が低いが、
数年程前から、ネットに書かれるようになり、
ご存じの方も、増えたと思うので、
又、機会があれば購入したい、
では、この辺りで、
映画「天使の分け前」の、
ロケ地でも有名な、
バルブレア蒸留所とはお別れです。
因みにロケ地はウェアハウスNO4で、
今回の見学はNO3だそうです。
END