ボウリング場で、頼んでも無いに、
やたらと教えに来る人を、
教え魔と言い、その事を、
注意する張り紙が話題になっている。
これ、ボウリングに限らずだが、
若い時、町工場に短期間のアルバイトに、
行き、何かの拍子で、
その町工場の社長さんと、
ゴルフの話になった。
次の日、その社長さんが、
ゴルフセットを持って来て、
その日から、毎日、
ゴルフのレッスンが始まった。
25日間で20日間は、
ゴルフレッスン、しかも朝から晩まで、
で、給料を貰った。
しかも、恐ろしいぐらい真剣で、
熱心だった。
これ、思うのだが、
人に教えるのは、自分の再確認の、
為なのだろう、
私も、そうなのだが、
ウイスキーを人に教えながら、
再確認しながら、成長もしている。
人それぞれなので、理解の早い方、
遅い方、その人に合わせて、
あれこれ、やり方を変えている。
のだが、やはり嗜好品である以上、
興味があるか無いか、
基本さえ教えれば、
興味のある方は、
自分でどんどん覚えて来る。
興味の無い方には、
幾ら言っても無理、
なのは、当然の話、
私もゴルフに興味が無かったので、
苦痛だったが、興味があれば、
親切な話である。
教え魔では無く、教え様になる。
かなり前に、野鳥公園に行くと、
恐ろしく長い望遠レンズを付けた。
おじさんが居て、
何を撮ってるのか尋ねたら、
大講義が始まった。
何百枚と写真を見せ、
鳥の事、カメラ、レンズの性能、
日が沈むまでに帰れるかと、
不安だったが、興味があったので、
苦痛ではなかった。
と、言う事では無いだろうか、
教えて欲しい人か、
ほっといて欲しい人か、
まあ、後者の方が、
断然に多いだろうが、
貴方も教え魔に、
なってませんか?
つづく・・・