黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

安易に儲けるな、、、

今まで、何十人も雇ってきた。

従業員、アルバイト、、、

いつも、自分が言っていた。

「安易に儲けるなと」

その自分が、、、、

やってしまった。



アメブロだ。

ある事が理由で、少しアメブロで書く事になった。

驚いた、、、アクセスが凄い、

書けば書くほど、どんどん伸びる。

知り合いも出来た。

店に来てくれる方も、

コメントも、



はてなでは、そんな事は殆ど無かった。

嬉しかった。しかし、読者登録というシステムがある。

それをすると、私のブログのページに読者欄が出来る。

クリックすると、その方のページに飛べる。

すると、読者登録お願いしますと、お酒の勉強がしたいのでと、

悪いが、嘘だ。ワインの業者さん、焼酎の販売、占い、

私がBARのマスターだと、やはりそういう方が、

入ってくる。商売だけで、私の記事など、読むことも無い、

私は広告塔になっていた。

しかし、私とて、少なからず、店の宣伝に利用しているので、

言える立場では無いのだが、やはり、嘘はいけない、、



又、はてなのシステム、★と同じペタというものが、

アメブロにはあるのだが、それを貼られる方は、

全てがそうではないが、こうやったら儲かる。

サイドビジネスどうですか?、こんな商品がありますよ。

不審に思い出した。



コメントも社交辞令、いやそれは、悪くは無い、

アメブロのスタイルなのだろうし、

しかし、幾ら書いても、特定の方だけとは、、、

何が本当なのか、解らなくなった。


嫌気がして来た。そんな時、はてなの★を見つけた。

今までは、一ヶ月に一度、入るか入らないかのコメント、

少し、ふざけたと言うか、アメブロのペタの感覚で、

安易に★を付けた。大変な事になった。

★を付けただけで、★と一緒に丁寧なコメントが次々と、、、

はてなとは、そういう所だったのか、

混乱し、反省した。しっかりと記事も読んでいないのに、

慌てた。読んだ。読んだ。読んだ。


私は、今まで、小さな部屋の片隅で、

一人暗く発信していたと、思っていたら、

「こんにちわ!」と、言っただけで、

多くの方が振り向いてくれた。

目が覚めた。アクセスに囚われ、大事なものを見失っていた。

使うはずの道具に使われていた。

安易に儲けようとして、安易に儲けようとする人達に、

利用されていたのだと思うと、正直、悔しかった。



しかし、何でもやるから、解る。やらずにあーだー、こーだが、

私は、一番嫌いだ。登った事が無い、山の話は出来ない、

そして、ブログに没頭するあまり、

仕事が疎かに、、、私は何をやってたんだ。

店に出るのも遅くなったり、

私はBARのマスターだ。

この仕事は、勝ち負けでは無い、

私を必要としてくれる人の為に、

ではなかったのか、

そして、これは義務では無いと、重荷になってはいけないと、

変幻自在の爺さん様に、教えて戴いた。



十数年、お笑いの構成作家をしていた。

とある、大きな病院の広報誌にコラムを数年、

連載していた。

その事で、文章に対して、いささか天狗になっていたのだろう、

私なら、もっとアクセスがあるはずだと、



が、生業は、物書きでは無い、

18日の夜の、娘達の記事、はてなに戴いたコメントを、

何度も、何度も読み直した。

そして、その日、全く同じ記事をアメブロにも投稿してみた。

決定打だった。一切コメントは無かった、、、

皆、そういう事には、興味が無いのだ。

仕方ない、若い人達が多いのだから、


ここは、私の居場所では無い、、、、


その夜、アメブロを退会した。

極端な話だが、やるなら、やる。

やらないなら、やらない、中途半端はいけない、

仲良くなった皆様には、申し訳ないが、

そう、これは義務では無い、、、

ストレスを感じながら、やるものでは無い、

はてなの皆様に感謝しております。

私を、救い上げて戴いた事を、

危なく、魔道に落ちるとこだった、、



安易に儲けてはいけない、

身にしみて解った夜だった、、、

さあ、はてなで、きちんと書こう、

機械を通してだが、人として、人の心が伝わる文章を、、、

「1P入魂」だ。

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