黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 旧エドラダワーの真相

続けて読んでいない人には、

もう、何の事だが、

解らないだろうが、

続けて読んでいる貴方の為に、

 

先日、面白く大袈裟に書いた記事、

執念のエドラダワー 前、後編、

なのだが、ネタバレさせると、

実は他にも決定打を持っていた。

 

今回のダンビーボトルが、

旧ボトルである事は、

まあ、一概には言えないが、

ほぼ間違いない、

 

実はそれがバレないように、

ボトルのネックの部分を隠していたが、

まあ、黙っているのもなのだが、言ってしまうと、

ワクワク感が無くなりそうなので、

 

まずは、コルクに被さっている。

フィルムシールだが、現在や、

少し前の物は黒いのだが、

今回のはグレーで、色が違う、

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と、これは、到着してから、

解ったのだが、

そのシールに書かれている。

言葉も少し違う、

 

 

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まあ、現在のボトルと、

少し前ではラベルの字の大きさや、

裏書に、多少の違いは、

あるのだが、

それなのか?では無く、

もっともっと初歩的な事で、

オールドボトルを、

何度か購入した人なら、すぐに解る。

 

決定打とは、これである。

液高の違い、今回の物は右だが、

20~30mlほど、

明らかに蒸発している。

 

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まあ、どういう条件で、

保存されていたかは不明なので、

何とも言えないが経験上、僅か数年では、

ここまでは下がらない、

 

10年以上、20年未満ぐらいか、

まあ、それもただの憶測に過ぎないが、

液高は下がっているが、

液漏れの形跡は無いので、

 

現在のボトルでは無いはず、

なので、ほぼ間違いなく、

かなり年数の経った。

ボトルと判断し、購入した。

 

が、そうなると、今度は、

抜け感(アルコールが弱くなる)

が気になるのだが、最近、液高下がりで、

かなり、抜けていたのがあったので、

 

が、それもこれも、

飲んでみないと、何とも言えない、

なので、この当時のエドラダワーを、

良くご存じの常連氏が、

 

来られるのを待っていたら、

早々に来られたので、

なので、開封

さあ!グラスに入れて・・・

 

おお!こ、これは、う~ん・・・

ん?どうだったかって?

それは貴方、真相はお店で!

お待ちしております!

 

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ウイスキーの旧ボトル等は、

一期一会、特にエドラダワーの、

年代違い、ロット違いは・・・

ふたたびはわたらない橋のながいながい風

           種田山頭火