黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 パフュームの海を泳ぐ・・・2

長々と書いて来た。

エドラダワー10年の、

年代を遡る旅なのだが、

ダンビーボトルで、

 

古そうな物を、ネットで探し、

色々と確かめて来たが、

それによって面白い事が起こった。

それが、これなのだが、

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土屋守氏の書かれた。

著書、モルトウィスキー大全、

改訂版モルトウィスキー大全、

そして、シングルモルトウィスキー大全、

 

この3冊に書かれている。

氏のテイスティングと、

全く同じ物が、3本揃ったのだ。

トールボトルの旧ボトルは、

 

クリーミーで、うまい!

と、まで書かれているが、

正に、その通り、

まあ、嗜好品なので、

 

好みはあるだろうが、

甘みが、日本人テイストに、

合っているのだと思う、

と、次に書かれている。

 

どこか、化粧品ぽい、

この頃は、まだパフュームと、

言う言葉が、使われてなかったはず、

確かに、クリーミーだが、

 

僅かにパフュームが出ている。

そして、その次だが、

ここで、パフュームと言う、

言葉が出て来るのだが、

 

総評として、

まるで、洗剤工場に、

紛れ込んだかのよう、

と、言う表現しているが、

 

正に、今回の妊婦マークが、

無い、エドラダワー10年が、

正にそうであり、パフュームの、

海を泳いでいるような、強烈さである。

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と、一番右が、現在の様変わりした。

エドラダワー10年である。

これを、並べて飲んで、

同じウイスキーとは絶対に思えない、

 

しかし、妊婦マークが、

2000年を、前後する理由までは、

謎のままだ。今のところは、

調べようが無い、

 

で、やはり私が言う、

ココナッツミルクのような香りは、

クリーミーと、パフュームが、

重なった時に、出たのだと思う、

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間を開けてみたが、

この辺りでは?

と、思うのだが、これ以上は、

もう、無理である・・・

 

と、トールボトルの、

旧ボトルが先日、無くなったが、

これも、くせ者のようで、

良い物もあれば、そうでも無い物もあると、

 

業者さんの説明にもあり、

当店の常連氏が他のBARで、

この旧ボトルを飲んだ時、

パフュームが出ていたと言う、

 

それが、元からなのか、

開封後の、経年変化なのか、

それは解らないのだが、

当店のトールボトルも、

 

開封直後の、強烈な、

クリーミーが、年数と共に、

かなり弱くなって、パフュームが、

少し出ていたので、経年変化だろうと思う、

 

しかし、面白いボトルが、

揃ってますよ、

何人かに、体験してもらったが、

皆、全く同じ意見だったので、

 

解りやすいと思いますが、

解らなかっても、

それは、私のせいでは無いので、

ご了承下さい・・・

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トールボトルが、SOLD OUTなので、

頑張って、エドラくじ、エドラガシャを、

買うつもりですが、正直恐いですが・・・

今なら、現行の物を合わせて、3本体験出来ますよ!

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地道に探し続けた。

私の苦労の結晶を、

是非、飲みに来ませんか?

今夜辺りに・・・