黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 二十四節気

春分秋分夏至と、

季節を表す言葉があるが、

これは、二十四節気と言い、

丁度今、10月の8日頃を、

 

寒露と言う、草木に冷たい露が降る頃、

と、今年は、ドンピシャで、

その10月8日に、

見事に冷え込んだ。

 

と、同時に、日本の新蒸留所の、

注目株の一つである。

北海道は、厚岸蒸留所より、

待望の一本が、発売される。

 

その名も「寒露

なら、立夏等も登場するのか、

が、これ、数日前に、

予約販売のメールは来ていたが、

 

仕事中では、どうにも出来ない、

で、売り切れ・・・完売・・・

例の如く、転売屋の魔の手が、

転売する人では無く、

 

飲む人に売って貰いたい、

しかし、業者さんも、

売れるなら、別に転売屋でも、

構わないと言う事だろう、

 

もう少しすると、

ヤフオク等で、高値で出て来るだろう、

そして、又別の転売屋の手に、

飲まれないウイスキー

 

それが、今、日本だけでも、

相当の数があると思う、

まあ、私達もウイスキーを、

高値で販売しているのだから、

 

同じような者だが、

意味合いが違う、

これだけ乱立した蒸留所、

そして、様々なアイテムが、

 

続々と登場し、

誰かが説明しないと、

難しい時代になっている。

と、優秀な飲み手を育てないと、

 

普及には繋がらず、

ウイスキーはただの転売アイテムと、

化し、寂しい事になる。

まあ、世の中がそういう風に、

 

なってしまったのだから、

仕方は無いが、

なんか、変な溜息が出る。

嫌な時代である・・・

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