黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 話せば長くなる話 4

長い話になったが、

そのタカムラさんで出会った。

エドラダワー10年、

スコットランド最少の、

 

 

小さな、小さな蒸留所で、

ポットスチルも、小柄な女性ほどの、

大きさの少量生産ウイスキー

旧ボトルは、土屋守氏の著書、

 

 

モルトウイスキー大全で、

魔法のモルトと絶賛されたいるが、

数年後のその著書の改訂版で、

一転、評価は酷評に変わる。

 

 

化粧品ぽい風味と書かれている。

故に旧ボトルの評価は高く、

高値で取引されている。

私が出会った時は、

 

 

既に、背の低い、

ダンビーボトルになっていたのだが、

私の与太話を何度も聞かされた。

常連氏は多いと思うが、

 

 

そのダンビーボトルの、

僅かな初期に、

軽やかで甘い、

まるでココナッツミルクのような、

 

 

香りを放ったボトルがあった。

が、数年後、洗剤のような香りに、

変わり、今で言うパヒュームを、

放つようになった。

 

 

旧ボトルも、

この数年で、2本手に入れたが、

どちらもハチミツ、

確かに舌触りもクリーミーだが、

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あの時の香りでは無い、

そして、暫くエドラダワーは、

カスクばかりを買っていた。

バローロやマルサラ等、

 

 

で、かなり前にパヒューム対策なのか、

蒸留所を綺麗に掃除し、

蒸留器も研磨したと耳にしたが、

定かでは無い、が、現在の、

 

 

現行のボトルは、

ご存じの通り、

素朴で素直なウイスキーに、

様変わりしている。

 

 

あれは、夢だったのか、

いや、あまりに不思議な香りで、

何度も、嗅いだ事を覚えている。

しかし、現行のボトルと、

 

 

初期のボトルとの見分けが、

付かない・・・

が、可能性の高い物を、

今回のオークションで発見したのだが・・・

       つづく・・・