まあ、秋のモルトと言えば、
外せない、逸品がまだまだある。
残念な事に終売が決まった。
ストラスアイラ１２年
シーバスリーガルのキーモルトとして、
あまりにも有名だが、
以前の角ばったボトルとは、
少し、雰囲気が違うようだが、
爽やかに甘い香りは健在である。
良く、リンゴと書かれているが、
私的には、梨としか思えない、
それも、梨を細かく切って、
ジンを入れ、ブレンダーで、
回した時の香りに似ているのだが、
そんな事は、誰も解らないので、
取り敢えず、梨、それも二十世紀梨、
で、飲み口は甘いが、
引っ張るような甘さでは無く、
程よく切りあがる。
イケメンの好青年のようである。
この香りや味わいの、
テイスティングを、
私はあまり書かないが、
それは、幾ら甘いモルトでも、
飲み慣れていなければ、
辛いと思う、特にパワーの強いモルト等、
と、どうもテイスティングを、
統一化しようとする傾向が、
最近は強くなって来ている。
皆、同じような意見、
そんな面白くない世の中に、
なって欲しくは無いのだが、
同じウイスキーを飲んでも、
全員が同じ意見になれば、
読書感想文が皆、同じように、
面白かったです！終わり・・・
つまらない、先も述べたように、
飲み慣れなければ、
甘いモルトも辛いと思う、
当たり前の話であり、
私も、慣れるまでは、
そうだった。
今の自分のレベルで、
自分が思ったようにで、
私は良いと思う、
但し、ヨード臭が無い物や、
パフュームが無い物に、
あると言うのは間違いで、
無い物は、無いので、
仕方ない、
と、専門用語を駆使しなくとも、
自分の言葉の方が面白く、
自由度も高い、
それが、本来の楽しみでは？
専門家でも評論家でも、
ましてやプロでは無いのだから、
いや、プロであっても、
面白く表現してはいけないと言う、
制約も、規則も無い、
そういう事を、プロが率先し、
世界を広げてあげるべきでは、
無いだろうか、
と、私は思うが、
確かに、あるウイスキーに、
ある虫の匂いを感じる事がある。
又、あるウイスキーに、
レゴブロックの香りを、
感じる事があるが、
そんな事を言えば、変人扱いされ、
ウイスキーが、売れなくなる・・・
まあ、ほどほどにだろう、
さあ！秋と言えば梨、梨と言えば・・・
