黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 酢飯・・・

ゆったりと音楽が流れ、

呑気に耳を傾けていた夜、

すると、扉が、

BARの良き理解者、

 

 

BAGS氏が、いつもの如く、

何だかんだと話していると、

そう言えば、

あれは変化しましたか?

 

 

と、尋ねられたが、

いや、確かめていませんが、

では、飲んでみますか、

では、と、ボトルを開けると、

 

 

あれ?私、回転寿司食べたか、

いや、食べていない、

では、手に何か付いているのか?

いや、少し前に綺麗に洗った。

 

 

えっ!まさか・・・

ボトルから、

なのか・・・

の、ようだ・・・

 

 

信じられない、

二人で待ちに待った。

一本のウイスキー

口開けは勿論、氏だったが、

 

 

二週間経って、

変化した香りが、

まさかの酢飯・・・

鼻先に、ツンと来る。

 

 

穀物酢の香り・・・

いや、蒸留酒が酢になる訳は無い、

のだが、酢だ・・・

何か保存に問題でも、

 

 

いや、そんな訳は無い、

なら、全てのウイスキーが、

そうなるはずで、

が、何度嗅いでも、

 

 

酢だ・・・

これは驚いた。

開封直後の、あの華やかに、

飛び散った香りは、何処へ、

 

 

こういう変化をしたのは、

経験上初めてなので、

流石に面食らった。

だから、私は開封直後を、

 

 

と、何度も呼びかけているのだが、

この変化は、

開封直後を飲まれている方しか、

解らない、

 

 

あのラムレーズンのような、

香りは、幻か・・・

穀物酢を使った。

酢飯の香りのウイスキーあります。

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