まだ、飽き足らず、
クネクネと書いている。
炎の詩人、
峠三吉、
その名も、
原爆詩集、
想像力が高ければ、
高いほど、その恐怖は、
倍増されていく、
しかし、その中の一編の詩に、
何度も、何度も折れそうな心を、
救われた。
強烈だった。
胸に大きな杭を打たれたような、
生きていれば、
困難は多く、
理不尽な事や、
裏切り、誹謗中傷、
死別・・・
様々な事がある。
それは生きているからで、
生きている者に科せられた。
十字架なのだろう、
そして、又、あの日はやって来る。
としとった母さん、
原爆詩集の中の一編である。
としとった母さん、
日本の母親を象徴するかのような、
としとった母さん、
その母さんの苦しみを、
恨みをすくい取る、
峠三吉・・・
もう駄目だと思った時に、
何度も、何度も読んだ。
私は、ここまで酷い目にあっていない、
だから、だからこそ頑張らないと、と・・・
そして、今年もやって来る。
あの日・・・
是非、それまでに読んでみては
如何ですか?