又、ダラダラと、
貧困な知識を曝け出している。
少し触れたが、
宮沢賢治に通ずるものとしては、
マザーグースの歌がある。
皮肉、忠告、恐怖めいたものが、
散りばめられている。
イギリス発祥のものが多い、
伝承動揺で、北原白秋が訳している。
何故か、これも良く読んでいた。
同世代ぐらいなら、
これをご存じかもだが、
「誰が殺したクックロビン」
アニメにあった。クックロビン音頭、
日本語では、駒鳥と訳されている。
何故、良く読んだのか、
それは謎なのだが、
先も書いたが、宮沢賢治の匂いがしたのだろう、
と、又、フラッシュバックし、
横道に逸れたが、
詩の持つ熱量、
所謂、エネルギーに、
引き込まれるようだ。
そこで、途轍もない、
熱量を発する詩人がいる。
それを読んだ事で、
言葉が発する恐怖、
言葉の重み、
正に言霊・・・
男は叫んだ。
ちちをかえせ ははをかえせと、
そして、こう続く、
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ
わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの
にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
凄まじい、言葉の連打に、
衝撃を受けた。
と、同時に知らなかった事を、
恥じた・・・
男の名は、
そう、炎の詩人、
峠三吉・・・
そして、原爆と言う物の、
本当の恐ろしさを、
この一冊から、
学んだ気がする。
オバマさんは読んだだろうか・・・