毎日が、暇、おまけに地震・・・
私は連絡先を聞かない、
名前すら知らない人も沢山居る。
ので、移転した事を、
知らせる手段が無く、
ほとんどのお客さんが、
行方不明に、
何故、こんな苦労をしてるのか、
まあ、苦労を楽しむ、
苦労が多ければ多いほど、
少しの事で喜びを感じる事が出来る。
まあ、来られるサイクルの長い方も多い、
気長に待つしか無い、
そして、一人、来られるのを待っている方が居る。
和歌山は太地から来られる少し年配の、
お父さん、私よりかなり年上だが、
恐ろしいぐらいお酒に強い、
驚くべき強さだ。
年に一、二度来られるのだが、
兎に角強い、
そして、私も、
太地方面には土地勘がある。
幼い時、良く行った。
話が弾み、懐かしい・・・
前回、来られた時、
若い女性が、スマホで大きな音で、
音楽をかけ出し、参った・・・
が、本人達は、何が悪い?
なので、もう注意する気もない、
注意などすれば、この町では大変な事になり、
結果、何故か私が悪い事になる。
不思議な所なのだ。
さあ、来られるだろうか、
特に、オールドボトルを、
好んで飲まれるので、
実は、少しだけだが、残しているウイスキーがある。
ミニチュアボトルで、
ほんの僅かだが、
「マッカラン 1964」
ファースト東京オリンピック開催年のビンテージ、
思いは遠き、くじらの町、
太地に届くだろうか・・・