黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

水辺バル  2012 番外編

あれは、7月初め、
夏の気だるい暑さの中、
大正区の駅前を、ウロウロ、
色々と悲しい事が続き、
気分は低迷、そんな中水辺バルの参加店の勧誘に、


まずは私が、そしてその後、
磯上さんがと、
何軒も周ったが、
何軒も断られた。



これだけあるバルなのだが、
まだまだ我が町では、
認知度が低い、
他にも色々と理由はあるが、


やはり、認知度が低い、
これが大きな要因だろう、
と、がっくり肩を落とし、


その夜も仕事、
どうしたものかと、
思案、顔色も悪かっただろう、
その時、懐かしい顔が、


「お久し振りです」と、
それは、20近いお付き合いになる。
TV番組の映像の編集や企画を生業とする。
知人、


「いやいや、珍しい、お久し振りで」と、
お酒をお出しし、
懐かしい話を、
私のお願いを何度か聞いて戴いている。
そして、彼のお願いも、何度か私が何とかした。
最後は、向こうのお願いだった。
一つ、貸しがある。


ん?そ、そういえば・・・


「最近、こんな事に参加してるんですが」と、
水辺バルの資料を渡した。
さあっと、目を通された。


「面白いですね」と、
「何か番組に引っ掛かりませんか」と、
「解りました。つないでみます」と、


快い返事だったが、
それからが大変。
オリンピックや、番組の編成で、
重役さんの時間が空かない、



何度か、電話で連絡を取り、
調整をしてくれた。
2ヶ月程掛かった。
いや、申し訳ない、そしてありがたい、


そして、先日、やっと時間が取れた。
会って貰えると、
しかし、その日、病院が・・・
私は行けなかったが、
ここまで段取りはした。
後は、泉さん(水辺バル責任者)お願いします。


と、人事の様に頼んでやった。
「会議に掛かるようです」と、
連絡があった。


そして、昨夜、
20年来の知人から、
電話が、


「いけるようです」と、
番組で取り上げてもらえるようだ。
や、やった!


「マジですか、それは良かった」


何十年も店をやっているお陰で、
沢山の人脈は持っている。
それが、ふと、自信のようなものに繋がった気がした。
大阪の片隅、小さな町の、小さなBARの小さな力だが、
そういうものが、少しづつ集まれば、
きっと大きな力に変わるだろう、


そして、バルは集客が目的だが、
それに目を奪われると、
参加店への心配りが疎かになる。
参加店が無ければ、バルは成立しない、
と、私は思う、


さあ、上手く行けば「水辺バル2012」の特集が、
TVで観れる。
しかも、関西ではお馴染みの番組だ。


その番組の名は・・・

        つづく・・・

↓お手数でなければ押して下さいね!
にほんブログ村 酒ブログ バーへ
にほんブログ村