黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 テネシーウィスキー

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ジャックダニエル
バーボンウィスキーと思われている方が多いが、
これはテネシーウィスキーなのだ。
テネシーウィスキーとは、
その名の通りテネシー州で造られるウィスキーだ、
製法的には、
バーボンとあまり変わらないが、
二つ程違う工程がある。
「チャコール・メローイング」
「サトウカエデ」の炭で、丹念にろ過する。
これはバーボンには無い、そして何よりも、
場所が違うのだ、


バーボンはほとんどが、
ケンタッキー州で造られるのだが
元はバーボン郡で造られていたので
「バーボン」なのだ。
バーボン郡の由来は、
ブルボン王朝から来ている。
がそのバーボン郡が酒に、
多大な税金を掛けたので
業者らはケンタッキー州に逃げ込んだ。
その際にケンタッキーも越え、
テネシー州まで行ったのが
ジャックダニエル」だ。


彼は今では考えられないが、
16歳で蒸留所を設立する。
あどけない少年が蒸留所のオーナーなのだ。
そして彼はテネシー
「ライムストーンウォーター」を発見する。
上質の石灰岩の層を通る水だ。
その水を仕込み水とした。
上質の酒それが
ジャックダニエル」だ。
真ん中がスタンダード
、左が高級酒「ジェントルマンジャック」
右は珍しい蒸留所の、
ビジターセンターのみで販売されていた逸品だが、
現在は流通が始まった。


ジャックダニエル氏は、
蒸留所の成功と共に莫大な富を得るが
世紀の悪法「禁酒法」の為に、
酒の流通は止まる。
頭にきたジャックダニエル氏は
自分の大型金庫めがけて、
ライダーキックをくらわす!
その時の足の怪我が壊疽を起こし、
死ぬ、、、、短気は損気である。


テネシーの酒造りの職人さん達は
テネシーウィスキーに誇りを持っている。
是非テネシーウィスキーと、
呼んであげてほしいものだ。
PS8月13日に「マンドリン先生」の生演奏があるぞ〜
興味のある方は集合!
時間は未定なので適当に顔を出そう!