黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 どこまで上がるやら・・・

凄まじい、ウイスキーの値上げに、

直面している。

コロナで、まだまだ混沌としている時に、

いや、参った。手が付けられない、

 

と、心の声がダダ洩れになる。

巨大なモグラたたきゲーム、

こっちを叩けば、向こうが上がる。

やれるだけは、やったが、

 

キリが無い、お手上げ状態、

マッカランが高騰すると、

そちらに、気を取られいたら、

やはり、サントリーさん、

ボウモア 18年が凄い値段に、

当店の、18年クラスでは、

グレンリベット18年と並んで、

売り上げツートップの人気商品、

 

ボウモア12年が上がっていなかったので、

油断していた。

おまけに、旧ラベルで、

終売品となった。

18年、ディープ&コンプレックスと、

ダーケスト15年が急激に高騰、

ダーケストは、10倍近くの値段に、

跳ね上がっている。恐ろしい世界である。

 

なので、この2本は、

お蔵入りとし、ウイスキーを勉強したい人、

ボウモアが好きな人に、

出してあげる事した。

 

で、補充と言う意味で、

以前買っていなかったボウモアを、

2本購入した。

免税店向けの1Lボトル

ボウモア15年 ゴールデン&エレガントと、

ボウモア10年 ダーク&インテンス

バーボン樽が主体の15年に対して、

シェリー樽が主体の10年、

 

バーボン樽と、シェリー樽を合わせた。

ダーケストをバラしたような、

はてさて、どんな香りで、

どんな味わいなのか、

 

しかし、これ以上値上げをされれば、

BARで、取り扱う商品では無くなる。

一部のコレクターのアイテムか、

転売屋の転売アイテムになってしまう、

 

いや、既になっているのだろう、

造れば、売れる。

しかし、飲まれていないと言う悲しい現実、

このまま行けば、BARの棚から、

 

高額ウイスキーは、消えて行くだろう、

ウイスキーの伝道師が、

ウイスキーを持っていないと言う、

おかしな未来が、すぐそこに来ている・・・